2024年9月29日(日)
真理の現れ
The Manifestation Of Truth
「長老から、選ばれた婦人とその子どもたちへ。私はあなたがたをほんとうに愛しています。私だけでなく、真理を知っている人々がみな、そうです。このことは、私たちのうちに宿る真理によることです。そして真理はいつまでも私たちとともにあります。」(2ヨハネ1:1-2)
第二ヨハネの手紙全体を読むと、最初の4節で「真理」という言葉が繰り返し強調され、合計5回も出てきます。ここには明らかに意味があります。そして、第三ヨハネの手紙でも同じように「真理」が強調されています。なぜこれほど「真理」が強調されるのでしょうか?
ヨハネの福音書18章37節で、イエスはピラトに、ご自分は真理を証しするために来たのであり、真理を信じる者は皆、彼の声を聞くのだと言われました。すると、ピラトはイエスに「真理とは何か?」と尋ねました。ヨハネは、その答えについて深く考えたに違いありません。ヨハネは、イエスが14章で、「わたしは道であり、真理であり、いのちである」(ヨハネ14:6)と言われたことを思い起こしたでしょう。また、ヨハネはイエスが御父にささげられた祈りを思い出したでしょう。「あなたの真理によって彼らを聖め別ってください。あなたのみことばは真理です。」(ヨハネ17:17)
ヨハネは単に真理に魅了され、興味をそそられ、熱狂したのではなく、真理を完全に受け入れたのです。彼は「真理」と関わり、交わったのです。1ヨハネ1章1-2節で、ヨハネは命のことばを見、触れたことについて語りました!それは真理のことばでした。
イエスが地上を歩かれた時、イエスは神の真理を体現されました。イエスは真理の現れであり、御父の御心が私たちに示されたのです。神の御心を知りたければ、イエスを見てください。イエスが真理の現れであったとしたら、その真理はあなたをどのような人にするのでしょうか。パウロは、2コリント4章2節で、自分自身とその仲間について、深遠なことを言っています。彼は真理を明らかにし、神の御前で自分自身をすべての人の良心に推薦していると宣言したのです。
パウロが言いたかったのは、要するに、「これが私たちの人生であり、私たちは真理の現れなのです。」ということです。そうです!あなたは父の御心を世に示すために生まれた人なのです。これが神のビジョンであり、あなたへの計画なのです。あなたの人生と日々の歩みは、真理の現れです。これこそ神があなたを見ておられる姿であり、あなたが生きべき人生なのです。毎日目覚めたら、こう宣言してください。「私は真理の現れです。私は神の御心の表現です」ハレルヤ!
告白
私は御父の御心の現れです。私は神の真理に沿って毎日を生き、私の人生は神の王国の栄光と現実を反映しています。私は神の真理から生まれ、あらゆる状況や環境で真理を選びます。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(ヨハネ 18:38)ピラトはイエスに言った。「真理とは何ですか。」彼はこう言ってから、またユダヤ人たちのところに出て行って、彼らに言った。「私は、あの人には罪を認めません。
(ヨハネ 17:17)真理によって彼らを聖め別ってください。あなたのみことばは真理です。
(ヨハネ 1:14)ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。