2024年12月23日(月)
王国の子孫たち
Progenies Of The Kingdom

「 律法と預言者はヨハネまでです。それ以来、神の国の福音は宣べ伝えられ、だれもかれも、無理にでも、これに入ろうとしています。」(ルカ16:16)

神の王国は実在の王国であり、霊的なものですが、新しく生まれた私たちは神の王国の子孫であるのです。神の王国には、地上と天上の両方において、神の支配下にあるすべてのものが含まれます。しかし、神の王国がこの地上に現れた、イエスによって立てられた天の御国もあるのです。 

したがって、イエスが来られて「神の国は近づいた。」(マタイ3:2、マルコ1:15)と言われたのは、この地上に建てようとして来られた天の王国のことなのです。これは、イエスが宣べ伝え、知らせ始めた王国であり、他の人たちは、その王国に入ったことがないので、彼らにはできなかったことでした。その王国は彼らに約束されたものなのです。

しかしイエスはそれを宣べ伝え、新しく生まれたことによって、私たちをその王国へと導いてくださいました。ハレルヤ!ルカの福音書16章16節(NKJV)でこう言っています。「律法と預言者はヨハネまでです。それ以来、神の国の福音は宣べ伝えられ、だれもかれも、無理にでも、これに入ろうとしています。」コロサイ1章12節から13節は「…父なる神に、喜びをもって感謝をささげることができますように。神は、私たちを…愛する御子のご支配の中に移してくださいました。」とあります。

それで、イエスが伝えられたその王国が、今日、私たちに地の果てまで宣べ伝えなさいと任命し、遣わされた王国なのです。「それから、神の国を宣べ伝え、病気を直すために、彼らを遣わされた。」(ルカ9:2)しかし、いつの日か、とても近いうちに、今霊的な領域にあるこの王国がこの地に現れ、この世を支配するようになるのです。

王国の福音が地の果てまで広がるよう、努力を惜しまず、あらゆる手段を講じて、より多くの魂を王国に導き入れてください。主イエスはヨハネの福音書3章5節で、「…まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることができません。」と言われました。

地上のすべての男性、女性、少年、少女が聞き、信じ、王国に入ることができるように、王国の福音を宣べ伝えることは私たちの責任なのです。マタイの福音書24章14節にある主の言葉を思い出してください。「この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。」神を褒めたたえます。

祈り
愛する父よ、感謝します。私が新しく生まれ変わった今、主の王国は私の心の中にあります。私は、主の救いの力の栄光の知らせを、敵対者の足かせに縛られている人々に告げ知らせ、彼らを呪いから主の王国の栄光の自由へと導きます。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(コロサイ 1:12-13)また、光の中にある、聖徒の相続分にあずかる資格を私たちに与えてくださった父なる神に、喜びをもって感謝をささげることができますように。神は、私たちを暗やみの圧制から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。

(ルカ 12:32)小さな群れよ。恐れることはありません。あなたがたの父である神は、喜んであなたがたに御国をお与えになるからです。

(1コリント15:24)それから終わりが来ます。そのとき、キリストはあらゆる支配と、あらゆる権威、権力を滅ぼし、国を父なる神にお渡しになります。

(ルカ16:16)律法と預言者はヨハネまでです。それ以来、神の国の福音は宣べ伝えられ、だれもかれも、無理にでも、これに入ろうとしています。