The Kingdom Has Come In You

“そこでイエスは、彼らに言われた。「祈るときには、こう言いなさい。『父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。[みこころが天で行われるように地でも行われますように]”(ルカ 11:2)

イエスが祈っておられるのを見ていた弟子達は、イエスに祈る方法を教えてくださいとお願いしました。イエスは彼らに祈りの形式を提示されました。イエスは言われました。“だから、こう祈りなさい。『天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。”(マタイ6:9-10) イエスは“この祈りをしなさい”と言われませんでした。かえって、イエスは次のように言われました。“だから、こう祈りなさい。”(マタイ6:9) これは祈るための方法であることを意味します。イエスは“これらの言葉を引用しなさい”とは言われませんでした。

残念ながら、それは多くのキリスト者達が長い間を通して行なっている方法です。さらにはいくつかの人々はそれを“主の祈り”と呼んだりもします。しかし、これは主の祈りではありません。実際の主の祈りは、ヨハネの福音書17章に記録されています。17章の全体を読んでみてください。そうするとあなたは霊感を得るようになるでしょう。その上、イエスが弟子達に与えられた祈りのモデルや形態は、主が十字架にかかられる以前のものでした。イエスは、神の来たるべき御国に対する期待の中で、彼らに祈る方法を教えられました。なぜなら当時の主は、まだ私達のために死んではおらず、世は変わらずまた別の王国である暗闇の王国によって支配されていたからです。

しかし、イエスの復活の以降は、イエスが弟子達に出会った時、彼らのための主のメッセージは変わりました。イエスは言われました。“神の国は、あなたがたのただ中にあるのです。”(ルカ17:21) 新しく造られた者である私達の中で、祈りがすでに答えられたために、これ以上御国が来るようにしてくださいという祈りは必要ではありません。もし、あなたが新しく生まれ変わったならば、あなたは神の王国の相続人となり、神の王国はまさにあなたの中にあります!これはあなたがある場所に到着すると、神の王国もそこに到来したことを意味します。

これ以上私達は“御国が来ますように。”と祈ってはいけません。御国はあなたの心の中にあります。あなたはもう宗教的な人ではありません。あなたが新しく生まれ変わった時、あなたは御国へと移され、あなたは今この地にある御国で生きて行きます。したがって、あなたはあなたの中に王国を持って歩きます。神の御座があなたの心の中にあります。あなたが現れる時、天(heaven)が現れます。あなたの中にある王国の恵みと栄光を持って、この世界を祝福してください。

祈り
私の心は、神様の御心を知るように明らかにされ、いつも神様の御心に従って祈ります。私の人生は、神様の知恵と栄光と恵みの表現です。私は偉大な歩みによって前進し、私に向かう神様の御心を遂行する時、全てのことを遂げるように強くなり配置されます。

参考聖句
Ⅰコリント 1:12-13, Ⅱテモテ 2:15