2025年6月5日(木)
比類なきイエスの御名の力を理解する
Understanding The Power Of His Matchless Name
「またわたしは、あなたがたがわたしの名によって求めることは何でも、それをしましょう。父が子によって栄光をお受けになるためです。あなたがたが、わたしの名によって何かをわたしに求めるなら、わたしはそれをしましょう。」(ヨハネ14:13-14)
イエスの御名は前例のない重要性を持っており、それゆえ、イエスの比類なき御名に秘められた力を理解することは、すべてのクリスチャンにとって極めて重要なことです。コロサイ1章16節から19節で、使徒パウロは主イエスの優位性を強調しています。「なぜなら、万物は御子にあって造られたからです。天にあるもの、地にあるもの、見えるもの、また見えないもの、王座も主権も支配も権威も、すべて御子によって造られたのです。万物は、御子によって造られ、御子のために造られたのです。御子は、万物よりも先に存在し、万物は御子にあって成り立っています。また、御子はそのからだである教会のかしらです。御子は初めであり、死者の中から最初に生まれた方です。こうして、ご自身がすべてのことにおいて、第一のものとなられたのです。なぜなら、神はみこころによって、満ち満ちた神の本質を御子のうちに宿らせ、」
万物はイエスによって、イエスのために造られたということに注目してください。これは、目に見えるもの、目に見えないもの、王座、主権、支配、権威など、存在するものすべてが、主イエスにその存在を負っていることを意味しているのです。また、エペソ1章21節(AMPC)は、主イエスが「すべての支配、権威、権力、主権、また、この時[この世界]においてでなく、来ようとしている時[世界]においても唱えられるあらゆる名の上に[与えられることのできるあらゆる称号の上に]彼を置かれた」ことを明確に宣言しています。
したがって、イエスの御名によって祈ることは、宗教的な形式的なことではなく、筆舌に尽くしがたい特権であり、名誉なのです。イエスの御名は、天においても、地においても、地の下においても、最も偉大な御名なのです。聖書は、ピリピ2章9節から11節にこう記しています。「それゆえ神は、この方を高く上げて、すべての名にまさる名をお与えになりました。それは、イエスの御名によって、天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるもののすべてが、ひざをかがめ、…」
祈りの中でイエスの御名を使うということは、イエスの存在すべて、イエスが持っておられるすべてにアクセスできるということなのです。それは、あなたがイエスの権威と神聖な力によって行動することを意味します。イエスの御名によって祈るとき、あなたは万物を創造し、万物を保っておられる方と自分自身を一致させることになるのです。ハレルヤ!
祈り
愛する父よ、イエスの御名の権威と、その御名によって祈り、答えを受け取る特権を感謝します。イエスの御名によって変化をもたらし、地上と人々の人生にあなたの御心を確立する機会を与えてくださることを感謝します。私はこの御名の満ち満ちた力と供給のうちに歩みます。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(ピリピ2:9-11)、それゆえ、神は、キリストを高く上げて、すべての名にまさる名をお与えになりました。それは、イエスの御名によって、天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるもののすべてが、ひざをかがめ、すべての口が、「イエス・キリストは主である。」と告白して、父なる神がほめたたえられるためです。
(使徒3:14-16)、そのうえ、このきよい、正しい方を拒んで、人殺しの男を赦免するように要求し、いのちの君を殺しました。しかし、神はこのイエスを死者の中からよみがえらせました。私たちはそのことの証人です。そして、このイエスの御名が、その御名を信じる信仰のゆえに、あなたがたがいま見ており知っているこの人を強くしたのです。イエスによって与えられる信仰が、この人を皆さんの目の前で完全なからだにしたのです。
(エペソ1:20-22) 神は、その全能の力をキリストのうちに働かせて、キリストを死者の中からよみがえらせ、天上においてご自分の右の座に着かせて、すべての支配、権威、権力、主権の上に、また、今の世ばかりでなく、次に来る世においてもとなえられる、すべての名の上に高く置かれました。また、神は、いっさいのものをキリストの足の下に従わせ、いっさいのものの上に立つかしらであるキリストを、教会にお与えになりました。