CHOOSE RIGHT
「私は、きょう、あなたがたに対して天と地とを、証人に立てる。私は、いのちと死、祝福とのろいを、あなたの前に置く。あなたはいのちを選びなさい。あなたもあなたの子孫も生き」(申命記30:19)
人生では、下すべき決断の時があります。神から得られるものが、必ずしもより美しくて魅力的な選択肢ではありません。私たちが下す選択は、私たちの運命に失敗をもたらすほど、とても重要です。例えば、モアブに住んでいたエリメレクは、ナオミと結婚し、2人の息子、マフロンとキルヨンがいました。
時が経つにつれて、夫エリメレクと結婚していた2人の息子が亡くなりました。その後、ナオミは自分の故郷、ベツレヘムのユダに帰ることにしました。亡くなった息子たちの二人の妻、ルツとオルパは、ナオミに沿っていこうと主張しましたが、ナオミはそうさせませんでした。ナオミは彼女らに非常に合理的な理由を挙げ、それぞれの故郷に帰るように話しました。(ルツ1:1-16の全文を読んでください)。ナオミの言葉によって、オルパは最終的に故郷に帰ることを選択しましたが、ルツは心を変えませんでした。ルツはむしろナオミに従うことを主張し、結局ナオミと一緒にベツレヘムユダに行きました。
ルツとオルパはともにナオミに付き添っていたいと思いました。二人は真にナオミを愛し、ナオミと一緒に過ごしたいと思っていましたが、ここで下した選択が彼女たちの人生の決定点となりました。オルパがナオミから離れ、故郷に帰ってきたとき、オルパの人生と運命はその時から完全に変わってしまいました。
しかし、ルツはナオミと一緒に過ごすことを選んだのでしょうか。なぜ、オルパがしたように、戻って自分の人生を新たに始めるという「賢い」選択をしなかったのでしょうか? それは、ルツはナオミの神への礼拝と信仰の生活を見ていたからです。ルツはそのような生活に魅了され、このような生活を止めたくなかったからです。ルツの選択は、後日エリメレクの親戚、ボアズと結婚するということで報いられました。ボアズは、エッサイの父であるオベデを産み、エッサイはやがてキリストが来られる系統であるダビデを産んだのです。
主を信頼して御霊の道を選ぶことによって、愚か者にされることは決してありません。ナオミのように、いつも正しい道を選んでください。人の目に正しく、実践的で、賢明と思われるものではなく、御霊の道を選んでください。
告白
キリストは私の知恵です。したがって、私は賢明であり、御言葉に基づいて知恵ある選択をします。 私は、主の完全な御心と目的の中を歩くので、私がすることすべてにおいて正しく明確です。私にはキリストがおられ、私はキリストの中にいます。私はキリストとの共同相続人であり、主は私が必要とするすべてです。神に栄光がありますように!
参照聖書
(ヘブル11:24-27)信仰によって、モーセは成人したとき、パロの娘の子と呼ばれることを拒み、25 はかない罪の楽しみを受けるよりは、むしろ神の民とともに苦しむことを選び取りました。26 彼は、キリストのゆえに受けるそしりを、エジプトの宝にまさる大きな富と思いました。彼は報いとして与えられるものから目を離さなかったのです。27 信仰によって、彼は、王の怒りを恐れないで、エジプトを立ち去りました。目に見えない方を見るようにして、忍び通したからです。
(ルツ1:1-16)