6月8日(木)
欺きへの解決策
The Cure For Deception

「[だまされて]思い違いをしてはいけません。友だち[交際、仲間づきあい]が悪ければ、良い習慣[道徳、品性]がそこなわれ堕落させ]ます。」(第一コリント15:33AMPC)  

主イエスは、私たちに欺きに注意するよう警告されました。マタイ24章4節で「…人に惑わされないように気をつけなさい。」と警告されています。使徒パウロは、書簡の中で、繰り返し欺きの危険性を警告しています。今日の御言葉で彼が言った「[だまされて]思い違いをしてはいけません。」という言葉に注目してください、だまされるのは簡単なことなのです。

エバを道から外れさせたサタンの主な戦略は、欺きだったのです。第二コリント11章3節で、パウロはそれを捉えています。「しかし、蛇が悪巧みによってエバを欺いたように、万一にもあなたがたの思いが汚されて、キリストに対する真実と貞潔を失うことがあってはと、私は心配しています。」

したがって、サタンがどのようにエバを欺いたかを理解することで、サタンに先んじ、自分自身や他の人が欺かれるのを防ぐため、洞察を得ることができるのです。

パウロが神の民に向かってこう言ったことを思い出してください。「目をさまして、正しい生活を送り、罪をやめなさい。神についての正しい知識を持っていない人たちがいます…」(第一コリント15:34)。神についての知識が、あなたの心を正しい位置に保たれます。ですから、あなたの思いを正し事柄に置き、心を正しい方向に置いてください!

したがって、欺きへの解決策は、御言葉の正確な知識、すなわち、真理を知ることです。これがすべての人を欺きから守り、救い出すのです。

使徒の働き17章11節で、ベレヤ人がしたことを覚えておいてください。「ここのユダヤ人は、テサロニケにいる者たちよりも良い人たちで、非常に熱心にみことばを聞き、はたしてそのとおりかどうかと毎日聖書を調べた。」

また、パウロがテモテに諭して言った言葉も注目してください。「あなたは熟練した者、すなわち、真理のみことばをまっすぐに解き明かす、恥じることのない働き人として、自分を神にささげるよう、務め励みなさい。」(第二テモテ2:15)

祈り
愛する父よ、私の心の中に主の言葉の知識があり、その知識は私に信仰を与え、支配権、栄光、そして力の中の歩みを可能にしたことを感謝します。御言葉の啓示的な知識を通して、私は敵の欺き、策略、操作、偽りに打ち勝って生きています。私は、今もこれからも、絶対的な勝利の中で機能しています。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(詩編82:5)彼らは、知らない。また、悟らない。彼らは、暗やみの中を歩き回る。地の基は、ことごとく揺らいでいる。

(第二ペテロ3:18)私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい。このキリストに、栄光が、今も永遠の日に至るまでもありますように。アーメン。

(エペソ1:17)どうか、私たちの主イエス・キリストの神、すなわち栄光の父が、神を知るための知恵と啓示の御霊を、あなたがたに与えてくださいますように。

(詩編101:6-7)私の目は、国の中の真実な人たちに注がれます。彼らが私とともに住むために。全き道を歩む者は、私に仕えます。欺く者は、私の家の中に住みえず、偽りを語る者は、私の目の前に堅く立つことができません。