2025年2月9日(日)
権威をもってイエスの名を使う
Using His Name With Authority
「またわたしは、あなたがたがわたしの名によって求めることは何でも、それをしましょう。父が子によって栄光をお受けになるためです。あなたがたが、わたしの名によって何かをわたしに求めるなら、わたしはそれをしましょう。」(ヨハネ14:13-14)
冒頭の聖句にある主の言葉を学ぶと、主がご自分の御名を権威をもって用いること、つまり御名によって偉大なわざを行うことについて言及していることがわかることでしょう。主は、主の御名に与えられた力と権威を強調し、この権威が望む結果をもたらすのに有効であることを私たちに明らかにされたのです。ハレルヤ!
この言葉をもう少し調べてみましょう。まず、主はこう言われました。「あなたがたがわたしの名によって求めることは何でも…」ここで言う「求める」とは、何かを要求することです。主イエスは、あなたがイエスの御名によって何かを要求する状況を指しておられるのです。そのようなとき、主はこう言われるのです。「私がそうなるようにしましょう。」なんという保証でしょうか!これは、私たちが主の御名によって持っている権威を示すものです。
ペテロとヨハネが、生まれつき足の不自由な男に出会った場面である使徒の働き3章でこの例を見ることができます。ペテロは、イエスの御名が持つ権威を理解した上で、イエスの御名を使ったのです。ペテロは、イエスが 「わたしの名によって、あなたがたの求めることは何でも、わたしは行う 」と言われた意味を理解していました。
その結果、ペテロは生まれつき足の不自由な男の癒しを求めた。「彼の右手を取って立たせた。するとたちまち、彼の足とくるぶしが強くなり、おとり上がってまっすぐに立ち、歩きだした。そして歩いたり、はねたりしながら、神を賛美しつつ、ふたりといっしょに宮に入って行った。」(使徒3:7-8)これこそ、イエスが言われたこと、すなわち、権威をもって御名を使うことなのです。
ヨハネの福音書10章25節でイエスが言われたことを思い出してください。「わたしは話しました。しかし、あなたがたは信じないのです。わたしが父の御名におって行うわざが、わたしについて証言しています。」主は私たちにも、主の御名によって同じことをするように命じられました。私たちには、イエスの御名によって何にでも語りかけ、奇跡を起こす権威があるのです。骨折した骨、盲目の目、あらゆる困難な状況に対して、イエスの御名によって語りかけることができるのです。神に栄光あれ!
あなたがイエスの御名によって語るとき、主はあなたの言葉が実現するよう、神の力をもってそこにおられるのです。主が結果を保証してくださるのです。これは私たちに与えられた権威であり、この世を超える力であり、イエスの御名によって状況を変える力なのです。ハレルヤ!
祈り
愛する父よ、イエスの御名による権威を感謝します。私がイエスの御名によって語り、行動するとき、あらゆる状況が主の御心に沿うようになります。病気、わずらい、貧しさ、そしてあらゆる逆境もイエスの御名に屈服します。私はこの権威のうちに歩み、私の人生のあらゆる領域において、主の力を現します。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
使徒3:6-8、ピリピ2:9-10、ヨハネ14:13