12月17日(土)
暗闇を照らす光
Light Out Of Darkness
「初めに、神が天と地を創造した。地は形がなく、何もなかった。やみが大いなる水の上にあり、神の霊は水の上を動いていた。そのとき、神が「光よ。あれ。」と仰せられた。すると光ができた。」 (創世記1:1-3)
もしあなたが水中に潜ったことがあるなら、水中に見える唯一の光は(人工照明がない場合)水面上から映される光だけです。さて、聖書によると、全地が暗闇の中にあり、水面の上にある「光」も暗闇であったと示しています。
しかし、第二コリント4章6節には、神がどのように状況を変えられたかが記されています。神は暗闇から光を放つよう命じられたのです。「 『光が、やみの中から輝き出よ』と言われた神は、私たちの心を照らし…」。光は神から出たのではありません。なぜなら神の中には暗闇が全くないからです。光は地の暗闇から出たのです。
1934年に一部の科学者たちが行った驚くべき発見(音波発光実験)が思い起されます。その実験は水中に気泡を作り、その気泡に向かって音波を活性化し、気泡を破壊させるというものでした。この気泡は、何らかの圧縮によって破壊すると考えられていました。ところが気泡が破裂すると、光が放出されたのです。彼らはショックを受けました。なぜ、そんなことが起こるのでしょうか。
これは、ある実験をしているときに発見されたものです。1989年には、この現象をより明確に観察するために、今度は一つの気泡で同様の実験が行われました。彼らは果たして音波で水中や液体の泡を膨らませると、光が発生するのだろうかという疑問が湧きました。
さらに実験を行ったところ、気泡が膨らむときに音波が励起され、光が放射されることが分かりました。この科学者たちは、今日の御言葉にあるように、混沌とした暗闇の世界に形と秩序をもたらした神が、初めに何をされたかを発見した過ぎないのです。神は語られました。そして、神の語られた言葉(御言葉)は音波を発生させたのです。
私たちが話をするとき、エネルギーを放ちます。そして、このエネルギーは音波という形で外に出ていきます。ですから、神が「光あれ」と言われたとき、エネルギーが放出され、深淵の暗闇から光が現れたのです。これは何を物語っているのでしょうか。万物のすべての源は、神の御言葉であるということを知らせてくれるのです。ハレルヤ!
告白
キリストが私の光であり、私の知恵であり、私の力であるため、私の道に不安や混乱はありません。私の人生に対する神の完全な御心の中を歩き、それを実現し、私は永遠に偉大さと卓越性の道を確立しているのです。私が話すと、エネルギーが放たれ、私の言葉とおりに創造されます。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(第二コリント4:6)「光が、やみの中から輝き出よ。」と言われた神は、私たちの心を照らし、キリストの御顔にある神の栄光を知る知識を輝かせてくださったのです。
(詩編119:130)みことばの戸が開くと、光が差し込み、わきまえのない者に悟りを与えます。