4月28日(木)
教会の支配は永遠である
The Church’s Dominion Is Forever

「ではわたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。」(マタイ16:18)

今日、一部の人々は、イエス・キリストの教会が依然として強く、より大きく、より効力があることに驚いています。私は彼らが教会についてどう思っていたのか知りたいです。彼らは、イエス・キリストの教会が悪い計画に飲み込まれると仮定し、確信したことでしょう。しかし彼らは間違っていました。

使徒行伝2章のペンテコステの日に教会が始まって以来、教会は非難する者たち、迫害する者たち、憎む者たち、敵対する者たち、すべての敵に対して生き抜いてきたのです。教会を破壊することは不可能です。絶対にありえないことです。教会を敵対する人たちは、明らかに教会の歴史を忘れてしまったようです。

使徒行伝にあるように、教会がまだ熟していない頃、教会を押しとどめようとあらゆる手を尽くした者たちがいましたが、それでも教会は彼らよりも長く生き延びました。ですから、誰であれ、団体であれ、教会が絶滅するとか、何らかの形で教会が力を失って、歴史だけに残るなどと考えているのなら、むなしい想像に過ぎないのです。教会の支配と統治は終わらないのです。

それは、神がダニエルに夢を解き明かすことを授けるまでは、誰も説明できなかったネブカドネザルの不可解な夢の解釈を思い起こさせます(ダニエル2章)。ダニエルの解釈によると、金の頭である王にはじめ、銀、青銅、鉄、そして粘土と混ざったすべての鉄となった構造物は、「人手によらずに切り出された石」によって破壊されるというものでした。

ダニエル2章44節にはこう書かれています。「この王たちの時代に、天の神は一つの国を起こされます。その国は永遠に滅ぼされることがなく、その国は他の民に渡されず、かえってこれらの国々をことごとく打ち砕いて、絶滅してしまいます。しかし、この国は永遠に立ち続けます。」人手によらずに切り出された石は、神から出たもので、人間の構造をすべて破壊し、一つの国を立てましたが、その国は他の民に渡してはならないと聖書に書かれているのです。

教会は決して他の者の支配や統治に陥ることはなく、最後まで強く立ち続けることでしょう。教会は永遠に存在するからです。聖書は教会の頭であるイエスについてこう語っています。「もしメルキゼデクに等しい、別の祭司が立てられるのなら、以上のことは、いよいよ明らかになります。その祭司は…朽ちることのない、いのちの力によって祭司となったのです。」(ヘブル7:15―16)ハレルヤ!

祈り
愛する父よ、私は、イエス・キリストの教会がますます強くなり、栄光の中で行進していることを知り喜んでいます。主の子どもたちが大胆に御言葉を宣べ伝え、主の真理について啓示され、いつも勝利して生きることに感謝します。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参考聖書
(第一テモテ3:15)それは、たとい私がおそくなったばあいでも、神の家でどのように行動すべきかを、あなたが知っておくためです。神の家とは生ける神の教会のことであり、その教会は、真理の柱また土台です。

(エペソ2:19-22)こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、今は聖徒たちと同じ国民であり、神の家族なのです。あなたがたは使徒と預言者という土台の上に建てられており、キリスト・イエスご自身がその礎石です。この方にあって、組み合わされた建物の全体が成長し、主にある聖なる宮となるのであり、このキリストにあって、あなたがたもともに建てられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。

(使徒26:14-16) 私たちはみな地に倒れましたが、そのとき声があって、ヘブル語で私にこう言うのが聞こえました。『サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。とげのついた棒をけるのは、あなたにとって痛いことだ。』私が『主よ。あなたはどなたですか。』と言いますと、主がこう言われました。『わたしは、あなたが迫害しているイエスである。起き上がって、自分の足で立ちなさい。わたしがあなたに現われたのは、あなたが見たこと、また、これから後わたしがあなたに現われて示そうとすることについて、あなたを奉仕者、また証人に任命するためである。