2022年7月27日(水)
救いの担い手
Bearers Of Salvation
「祝福に満ちた神の、栄光の福音によれば、こうなのであって、私はその福音をゆだねられたのです。」(第一テモテ1:11)
クリスチャンとして、私たちには和解の務めがあります。私たちの福音の働きは、私たちの世界に届けられ、人々を神と和解させることなのです。私たちはそれをしなければならないのです。イエス・キリストを信じた私たちは、神との交わりを持つようになりましたが(第一ヨハネ1:3)、全世界の人々はそうではありません。彼らを連れ戻すことは私たちの責任です。
イエスは、マルコ16章15節で「… 全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい」と言われました。この使命は天使に与えられたものではなく、つまりイエスの弟子である私たちに与えられたものなのです。クリスチャンの中には、天使を遣わして、人々がキリストのもとに来るようにと、神に祈る人がいます。しかし、それは天使の仕事ではありません。天使の仕事は、人々を私たちと接触させ、私たちが彼らに福音を宣べ伝えるようにすることです。
私たちは救いのメッセージを伝える者であり、人々をキリスト・イエスにある救いに導く者なのです。しかし「黙示録14章6-7節には、永遠の福音を宣べ伝える天使のことが書かれています」と言う人がいるかもしれません。「また私は、もうひとりの御使いが中天を飛ぶのを見た。彼は、地上に住む人々、すなわち、あらゆる国民、部族、国語、民族に宣べ伝えるために、永遠の福音を携えていた。彼は大声で言った。『神を恐れ、神をあがめよ。神のさばきの時が来たからである。天と地と海と水の源を創造した方を拝め』」。(黙示録14:6-7)
この天使のメッセージは、下線部の7節にあるように、救いのメッセージではなく、裁きのメッセージでした。救いの福音を伝えることは、私たちに明確に課せられた使命です。使徒10章には、コルネリウスというローマ部隊長のもとに天使が遣わされたことが書かれています(使徒10:1-3)。しかし、その天使はコルネリウスに福音を説きませんでした。その代わりに、天使はコルネリウスにシモン・ペテロを接触させ、ペテロが来てコルネリウスとその家族に説教し、彼らは救いを受けたのです。
私たちが地の果てまで救いのメッセージを伝える者であることは、なんという光栄な使命なのでしょうか。神に祝福がありますように!あなたはそのことを喜ぶべきなのです。それをあなたの生涯の務めにしてください。あなたは、福音に仕え、主の義を知らせ、地上と人の心に主の御国を確立する機会を与えられているのです。
祈り
愛する主よ、救いのメッセージを伝える者としての特権を与えてくださりありがとうございます。人々を義に導き、暗やみから光に、そしてサタンの力から神に導く恵みを与えてくださることを感謝します。私は今日、キリストと福音の大使として、私の務めを果たします。アーメン。
参照聖書
(マルコ16:15-16)それから、イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。信じてバプテスマを受ける者は、救われます。しかし、信じない者は罪に定められます。
(ダニエル12:3)思慮深い人々は大空の輝きのように輝き、多くの者を義とした者は、世々限りなく、星のようになる。
(第二コリント5:18-19)これらのことはすべて、神から出ているのです。神は、キリストによって、私たちをご自分と和解させ、また和解の務めを私たちに与えてくださいました。すなわち、神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ、違反行為の責めを人々に負わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです。
(マタイ28:19)それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、