1月14日(土)
指導者たちのために祈る
Praying For Leaders

「そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。」(第一テモテ2:1-2)

使徒13章6―12節には、バルナバとパウロが不道徳と邪悪で知られているパポスという街で行った宣教について、非常に興味深い話が書かれています。彼らが、この街で宣教活動をするとき、地方総督セルギオ・パウロは、神の言葉を聞くために、バルナバとパウロを呼び寄せたのです。

しかし、彼の有力者の一人で、偽預言者であり魔術師として有名な人物が、パウロとバルナバの宣教活動を妨げようとしたのです。彼は自分の総督に福音を聞かせたくなかったのです。しかし、パウロはエルマの人を欺く悪意に満ちたことを見て、彼に叱ってこう言ったのです。「見よ。主の御手が今、おまえの上にある。おまえは盲になって、しばらくの間、日の光を見ることができなくなる」(使徒13:11)。突然、エルマは目が見えなくなり、彼らを邪魔することができなくなりました。ハレルヤ!

セルギオ・パウロは良識的な人物で、腐敗した役人ではありませんでしたが、サタンが仕組んだエルマの影響力のようなものに気づいていなかったのです。このようなことは、しばしばサタンが政府や政治の指導者に働きかけて、彼らに影響を与え、間違ったことをさせるための方法の一つなのです。

ですから、あなたの都市、県、国の指導者たちのために祈るとき、サタンが彼らの中に自分の仲間をおき、指導者たちが御言葉を聞くのを防ぎ、神を知らないようにする時があることを覚えておいてください。したがって、指導者たちが神の御心と目的に反するように影響力を行使したり、助言したりする人々の上にあるサタンの勢力を、イエスの御名によって打ち砕いてください。

さらに、悪魔が彼らの心を支配することから救い、キリストの輝かしい福音の光が彼らに照らされるように命じてください。彼らの心が開いて、福音を喜んで受け入れるように宣言するのです。その結果、彼らの心に義が芽生え、神の知恵が彼らの考えを導きます。第一テモテ2章1-2節にあるように、指導者やすべての人のために祈りましょう。

祈り
主よ、主の願いは、国々の指導者たちと人々が救われ、主の義が彼らの心を支配し、彼らの思考を導くことです。ですから、私は各国の指導者たちの心が開かれ、福音を受け入れるように祈ります。主の言葉は彼らの人生の中で自由をもたらし、栄光と支配力を持ち、彼らの中にあるあらゆる否定的な影響を断ち切ることができるように祈ります。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(第一テモテ2:1-4)そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。そうすることは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることなのです。神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。

(エレミヤ29:7) わたしがあなたがたを引いて行ったその町の繁栄を求め、そのために主に祈れ。そこの繁栄は、あなたがたの繁栄になるのだから。」

(箴言21:1) 王の心は主の手の中にあって、水の流れのようだ。みこころのままに向きを変えられる。