KEEP THE LOVE-FIRE BURNING
「不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。」(マタイ24:12)
今日の私たちの世界では、どの時より保安を意識しています。それほど恐れが多いからです。これは、イエスが世の終わりの前兆について言及しながら、人々の心が恐ろしさのあまり気を失うと(ルカ21:25-26)言われたことを思い起こさせます。たとえば、運転の途中に、道端に倒れている見知らぬ人を発見しても、車を止めて助けるのがますます困難になっています。なぜなら、そういう人が車の乗っ取りや暴力犯罪者に豹変(ひょうへん)なる可能性があるからです。
時に、助けが必要とする乞食が誰かに近づくこともあるでしょうが、物乞いするふりをしながら人々をだます人のために、本当の助けが必要な人が冷遇されます。これが、今日の本文で話していることです。多くの人は、もう誰を助けるべきかを確信できない状況まで冷たくなっています。すべての人が利己的ばかりに見え、心が固くなっている人もいます。
しかし、邪悪な世界であっても、私たちは愛する事を止めたりしてはいけません。そんな状況のため、私たちの愛の炎が消えたり、慈しみと憐れみの活動を止めたりしてはいけません。私たちは困っている人々を助けるために手を差し伸べる必要があります。私たちには聖霊がおられ、聖霊はこの事へ私たちを正しく導いてくださるのです。聖霊を信頼してください。もしそれが偽りであり、「言葉にならない」状況であるならば、聖霊はあなたに何をすべきかを教えてくださるでしょう。
ですから、困っている人を見たら、知らん顔しないでください。たとえ以前の同じことで騙されたとしても、喜んで助けてください。誰かに騙されたことがあったとしても、「私はもう二度と助けない」と言わないでください。あなたを騙した者は、神に悩まされますが、あなたは他の人を愛して助けることで、ますます偉大な報いを与えるでしょう。
主イエスは、私たちが住んでいる時代の邪悪さ、不法行為が満ちて、愚かさがあふれる危険性をあらかじめご覧になりました。それで、多くの人の愛が冷めると言われました。しかし、私たちの愛の歩みは、小心したり、弱くしたり、動揺されるのは勧められませんでした。確かに時代は悪いですが、私たちは曲がりくねった邪悪な世界の中で、神の知恵に導かれ、神の愛によって慎重に行い、光を照らして行きます。
愛は決して敗北することはできません。信仰、希望、愛に対してあなたは決して愚かな者となることができません。ですから、愛の炎が燃え続けるようにしてください。今日の世界には、罪、不法、邪悪が蔓延していても、愛は常に勝つでしょう。
祈り
愛する御父よ、聖霊によって私の心に放たれる父の愛に感謝します。父の大使として、私は他人に向けて優しさ、慈しみ、親切さを身にまとっています。父の知恵が常に私を導かれます。私の愛の炎は、邪悪で曲がりくねった世界の中でさえ、より明るく燃え上がります。イエスの御名でお祈りします。アーメン。
参照聖書
(ガラテヤ6:9-10) 善を行なうのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります。10 ですから、私たちは、機会のあるたびに、すべての人に対して、特に信仰の家族の人たちに善を行ないましょう。
(コロサイ3:12) それゆえ、神に選ばれた者、聖なる、愛されている者として、あなたがたは深い同情心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。
(1ペテロ3:13-14) もし、あなたがたが善に熱心であるなら、だれがあなたがたに害を加えるでしょう。14 いや、たとい義のために苦しむことがあるにしても、それは幸いなことです。彼らの脅かしを恐れたり、それによって心を動揺させたりしてはいけません。