1月27日(金)
情熱的な祈り
Energized Prayer
「こうして、主のことばは驚くほど広まり、ますます力強くなって行った。」(使徒19:20)
もしあなたが、自分の人生と都市、地域、また国を変えたいと願うなら、あなたは効果的な祈り、つまり熱心に祈ることによって、変化を成し遂げることができます。パウロは効果的な祈りの方法について知っていました。パウロの効果的な祈りが、エペソや彼の宣教地を変えたのです。
パウロは2年3ヶ月の間エペソに滞在し、その地域を揺り動かしました。聖書には「そして、信仰にはいった人たちの中から多くの者がやって来て、自分たちのしていることをさらけ出して告白した」(使徒19:18)とあります。つまり、彼らは偶像礼拝と異教徒の習慣を捨て、公にイエスが主であることを告白したのです。
19節には、魔術やカルトにのめり込んでいた人たちが、キリストに改宗したとあります。パウロはどのようにしてこれを実現させたのでしょうか。第一コリント15章32節で、パウロの言葉を通して知ることができます。「もし、私が人間的な動機から、エペソで獣と戦ったのなら、何の益があるでしょう。…」
文脈を調べると、パウロが個人的に獣に遭遇したり、身体的に襲われたりことは見当たりません。明らかに、パウロは霊的なことについて語り、彼の霊の中で起こったことを言及していたのです。今日の御言葉を思い出してください。「こうして、主のことばは驚くほど広まり、ますます力強くなって行った。」
エペソで福音が広まった理由は、パウロが熱心に祈りの方法と、祈りによって霊の中で勝利することを理解していたからです。聖書には「義人の祈りは働くと、大きな力があります」(ヤコブ5:16)と書かれています。この「働く」という言葉は「エネルゲオ(energeō)」(ギリシャ語)であり、「活気づく」という意味です。つまり、義人の「活気づいた」祈りは、多くのものをもたらすのです。ハレルヤ。
この点を強調するために、ヤコブは私たちにエリヤの祈りを例に挙げ、エリヤは「切に祈った」(ヤコブ5:17)と言っています。この「切に祈った」という言葉は、文字通りにはエリヤが「祈りをもって祈った」という意味で、ヘブル語の強調の表現を与えています。ここでヤコブはエリヤの祈りの激しさを言っているのです。エリヤは熱心に祈ったのです。
今日、世界では、私たちがエリヤのように激しく祈らなければならないことがたくさん起こっています。あなたの世界とその越えた地域で、サタンが企てた悪の仕業を止めることは、神の子としてのあなたの責任なのです。
祈り
愛する主よ、祈りの特権と祝福に感謝します。今、私は福音が妨げられることなく広がり、主の御言葉が自由に行き渡り、栄光を得るように祈ります。私は祈りをもって恐怖、暴力、邪悪なもの、そしてあらゆる不正に対抗します。わたしは、主の御国のさらなる発展のために、平和、前進、安定、そして繁栄を宣言します。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(ヤコブ5:16-18)ですから、あなたがたは、互いに罪を言い表わし、互いのために祈りなさい。いやされるためです。義人の祈りは働くと、大きな力があります。 エリヤは、私たちと同じような人でしたが、雨が降らないように祈ると、三年六か月の間、地に雨が降りませんでした。そして、再び祈ると、天は雨を降らせ、地はその実を実らせました。
(ルカ22:44)イエスは、苦しみもだえて、いよいよ切に祈られた。汗が血のしずくのように地に落ちた。