6月15日(木)
怒りを追い出す
Banish Anger

「おこりっぽい者と交わるな。激しやすい者といっしょに行くな。」(箴言22:24)

霊の美しさを損なうものはたくさんあります。そのうちのひとつが「怒り」です。今日の御言葉には、「怒っている人とはつきあわないように、短気な人とはつきあわないように」(メッセージ訳)とあります。つまり、その人たちを避けなさいということです。神があなたに何か、または誰かを避けるように言われたら、それを真剣に受け止めた方がいいでしょう。

あなたは「私はたまにしか怒りません」と言うかもしれませんが、それもしないでください!怒りは、素早い破壊者です!怒りを避けてください。「手なずけ」ようとさえしないでください。追い出してください。もし、あなたが短期で、すぐに怒る人だと言われたことがあるなら、主の前に出て祈り、あなたが怒りを治めるよう聖霊に頼んでください。そして、黙想の中で御言葉に身を委ねましょう。

怒りを抑えようとするのではなく、怒りを取り除くのです。あなたはこう言うかもしれません。「クリス牧師。私はもっと若い頃からいつも怒りがあって、ずっと神に従ってきたから、御言葉で怒りを抑えることができたのです。」それは素晴らしいことですが、神はそのレベルにあなたがいるのを望んでおられません。御言葉で怒りを抑えるのではなく、あなたの人生に怒りを入れる余地すら与えないということなのです。

怒りを抱き続けることで、多くの人が致命的な病気にかかったり、説明のつかない健康上の問題を抱えたりしています。しかし、怒りを捨てれば、健康になれると私は言っているのです。聖書には、「いらだちは愚かな者(fools)の胸にとどまるから」(伝道書7:9)とあります。また、詩篇107篇17節で、聖書は、誰が悩んでいると言っているのでしょうか? 愚か者(fools)です!「愚か者(fools)は、自分のそむきの道のため、また、その咎のために悩んだ。」

聖書には、私たちに怒りを戒めることを教える節がたくさんあります。詩篇37篇8節(CEV)には、「怒ったり、激怒したりしてはいけない。怒りは罪に導くから。」と書かれています。 パウロは、エペソ人への手紙4章31節(AMPC)で、「無慈悲、憤り[激情、激怒、怒気]、怒り[立腹、憎悪]、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい。」と警告しています。

コロサイ3章8節では、「しかし今は、あなたがたも、すべてこれらのこと、すなわち、怒り、憤り、悪意、そしり、あなたがたの口から出る恥ずべきことばを、捨ててしまいなさい。」とも言われています。あなたの人生から怒りを追い出してください。

祈り
御父よ、私は怒り、恨み、憤り、激怒の要素をすべて排除し、心から清くなります。私はあなたの御言葉を喜びとし、常にあなたの御心を行います。御言葉は私の心の中にあり、私を義の中に歩ませ、あなたの中で私の運命を成就させるのです。私は主の言葉によって生きます、イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(詩編37:8)怒ることをやめ、憤りを捨てよ。腹を立てるな。それはただ悪への道だ。

(箴言14:29)怒りをおそくする者は英知を増し、気の短い者は愚かさを増す。

(箴言22:24-25)おこりっぽい者と交わるな。激しやすい者といっしょに行くな。あなたがそのならわしにならって、自分自身がわなにかかるといけないから。

(エペソ4:31)無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい。