Protect Your Heart From Anger
「おこりっぽい者と交わるな。激しやすい者といっしょに行くな。あなたがそのならわしにならって、自分自身がわなにかかるといけないから。」(箴言22:24-25)
神の子どもである私たちは、神の御言葉により、命が与えられ、特別な生き方へと導かれます。私たちは、御言葉により養成され、人格が造られていきます。例えば、御言葉によって、あなたの心の中の怒りを取り除くことが出来ます。しかし、自分の気分を制御できない人たちもいます。彼らはどんなに長い間祈っても、怒りでいっぱいのままでいて、ささいなことで怒り出し、まるで、クリスチャンにふさわしくない人のように怒り出します。
そのような人たちのための唯一の解決策は、御言葉によって自分を養成しなおすことです。 聖書は、怒りをもっている人とは友達にならないように、私たちに忠告してくれています。 あなたの人生に怒りは必要ありません。多くの人は、怒りを用いて他の人を威圧したり脅かしたりしますが、それは間違いです。 神は、「そうしてはならない」と言っています。あなたは家でも、組織でも、教会でも、コミュニティなどでも、とにかくリーダーの立場にあるかもしれません。 どんなところででも、愛によって行ってください。そうすれば、人を怒りでコントロールする必要がなくなります。
あなたの下で働く人たちに指摘をするときは、声を荒げないようにしてください。愛を持って声をかけてあげてください。親切な言葉を用いてください。相手に対して、厳しい、怒った口調で話せば、相手にみじめな思いをさせることができると思っているかもしれませんが、実際には、あなた自身にみじめな思いをさせてしまっているのです。誰かに感情を害された時は、害された感情をすばやく手放してください。聖書は、長い間怒り続けることは罪であると言っています。「腹を立てることがあっても、恨みをいだいて罪を犯してはなりません。日暮れまで、怒ったままでいてはいけません。すぐに冷静さを取り戻しなさい。腹を立てていると、悪魔につけ込むすきを与えるからです。」(エペソ4:26-27 リビングバイブル)
伝道者の書7:9では次のように記されています、「軽々しく心をいらだててはならない。いらだちは愚かな者の胸にとどまるから。」。愚か者だけが怒るに早く、長い間、怒りを持ったままでいます。あなたの心を怒りから守ってください。あなたから、恨み、憤り、悪意、憎しみを遠ざけてください。愛のうちに歩んでください。怒りやすく、無制限に怒る癖があるならば、もう一度自分を見直す必要があります。御言葉を黙想してください。自分の気性に対して御言葉を宣言してください。そして、親切で、愛に満ちて、忍耐強く、自制心のある人になってください。
祈り
愛する御父よ、父の御言葉には力があり、私を栄光から栄光へと変えていく能力があることを感謝します。私の心は、愛で満ちています。あなたの義のうちにいつも歩むために、私は御言葉に完全に身をゆだねます。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参考聖書
ヤコブの手紙 1:19-21 愛する兄弟たち。あなたがたはそのことを知っているのです。しかし、だれでも、聞くには早く、語るにはおそく、怒るにはおそいようにしなさい。 20 人の怒りは、神の義を実現するものではありません。 21 ですから、すべての汚れやあふれる悪を捨て去り、心に植えつけられたみことばを、すなおに受け入れなさい。みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます。
箴言 29:11 愚かな者は怒りをぶちまける。しかし知恵のある者はそれを内におさめる。
伝道者の書 7:9 軽々しく心をいらだててはならない。いらだちは愚かな者の胸にとどまるから。