MINISTERING THE SPIRIT

「また、酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。御霊に満たされなさい。」(エペソ5:18)

私たちは福音を伝える時、御霊に仕える必要があります。そうでなければ、私たちの伝えや教えは単なる空しい言葉にすぎません。福音を伝えるとは、引用の聖句の数ではありません。それは、その聖句を御霊と伴って、そして御霊によって伝わることに関するものです。神の子どもであり、福音のミニストリーとして、私たちに求められている召しです。誰でも説教や素晴らしい講演やスピーチはできますが、御霊なしに影響力は持続できません。

1コリント2:4で、使徒パウロは、「そして、私のことばと私の宣教とは、説得力のある知恵のことばによって行なわれたものではなく、御霊と御力の現われでした」と述べています。 2コリント3:5-6では、「…私たちの資格は神からのものです。神は私たちに、新しい契約に仕える者となる資格をくださいました。文字に仕える者ではなく、御霊に仕える者です。」とあります。御霊に遣わされた私たちは、神から油注ぎを受けました。それゆえ、私たちは御霊の力によってのみ、神の働きを果たすことができます。

そのため、御霊で満たされますように、御霊の中で祈り、御霊と質の高い時間を過ごすことが必要です。そのような、あなたのメッセージや説教は、人の知恵をもった説得力のある言葉ではなく、御霊と力が現れるメッセージと説教になるでしょう。私たちがどのような存在であるかをもう一度読んでください。「神は私たちに、新しい契約に仕える者となる資格をくださいました。文字に仕える者ではなく、御霊に仕える者です。文字は殺し、御霊は生かすからです」(2コリント3:6)。私たちは御霊に仕え、キリストに仕えます。「私たちは私自身を伝えるのではなく、主なるイエス・キリストを宣べ伝えます…」(2コリント4:5)

あなたが何を説くにせよ、教えるにせよ、それは必ずキリスト・イエスでなければなりません。でも、御霊の力なしにキリストを伝えたり、奉仕することはできません。ですから御霊に浸してください。交わりを通して、あなたの霊が御霊にさらに浸されますように、頻繁に祈りと断食をしてください。御言葉を勉強し黙想しましょう。そうすれば、あなたは御霊と一体で歩み、語り、御霊の栄光と力が常にあなたの中で、そしてあなたを通して現れるでしょう。

祈り
愛する御父よ、私の人生の中で働かれる御霊に感謝します。私は今日、私の中で働いている御霊の力で命と神性の祝福を伝えています。イエスの御名でお祈りします。アーメン。

参照聖書
(1コリント2:4-5) そして、私のことばと私の宣教とは、説得力のある知恵のことばによって行なわれたものではなく、御霊と御力の現われでした。5 それは、あなたがたの持つ信仰が、人間の知恵にささえられず、神の力にささえられるためでした。

(ヨハネ6:63)  いのちを与えるのは御霊です。肉は何の益ももたらしません。わたしがあなたがたに話したことばは、霊であり、またいのちです。