Service Through The Spirit

「私が御子の福音を宣べ伝えつつ霊をもって仕えている神があかししてくださることですが、…」(ローマ1:9)

主があなたに主のために、ある責任または役割を与えられたとき、それはあなたが専門家であるからではありません。主はあなたに任務を与え、あなたが勤勉であることを期待しています。主はあなたが最善を尽くすことを期待しています。しかし、最も重要なことは、あなたが聖霊の力によって務めることを期待しているのです。

聖霊に満たされていない人々は、神の家でどの役割もしてはいけません。聖霊なしでは神に受け入れられず、その人ができることは何もありません。ヘブル9:14は、イエスが聖霊を通してご自分をいけにえとしてささげられたと告げています。神の御前ではいつもそうしなければなりません。

旧約聖書でさえ、主がアロンの装束(司祭の衣服)を作ってほしいと願われたとき、そのデザインは主から与えられても、モーセは御霊で満たされた人だけで仕事を成し遂げる必要がありました(出エジプト記28:3)。考えてみてください。主は祭司たちが、御霊に満た人々によって作られた服を着ることだけを許可しました!同様に、幕屋で働く職人たちも、その働きをするために、御霊に満たされなければなりませんでした。

ある時、主はモーセに言われました、「あなたがよく知っている民の長老で、そのつかさである者七十人をわたしのために集め、彼らを会見の天幕に連れて来て、そこであなたのそばに立たせよ。わたしは降りて行って、その所であなたと語り、あなたの上にある霊のいくらかを取って彼らの上に置こう…」(数11:16-17)。言い換えれば、主は彼らが御霊なしには、その仕事をさせないようにされるとのことでした。神の家に仕える時、御霊で満たされることがいかに重要であるかを示しています。

教会での奉仕は、あなたの能力とは関係ありません。おそらく、あなたは礼拝指導者または賛美音楽担当、案内係、セルグループ指導者、伝道・プログラム担当者、牧会関係スタッフ、礼拝堂掃除担当者、歓迎担当者かもしれません。あなたがどんなことをしようが、その役割は御霊を通して行われなければなりません。

それが、御霊との交わりがとても重要な理由です。何かを始める前に、御霊に満たされなさい。聖霊との交わりで時間を過ごしてください。そうすれば、聖霊はあなたの奉仕が、神に受け入れられるように、あなたが神の働きを神の方法で行なうように導いてくださるでしょう。

祈り
愛する御父よ、あなたの王国に仕える機会をくださりありがとうございます。主に仕えるすべてのことで私を清め、神聖のために、常に聖霊の影響と導きにゆだねます。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(エペソ5:18) また、酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。御霊に満たされなさい。

(ローマ15:16) それも私が、異邦人のためにキリスト・イエスの仕え人となるために、神から恵みをいただいているからです。私は神の福音をもって、祭司の務めを果たしています。それは異邦人を、聖霊によって聖なるものとされた、神に受け入れられる供え物とするためです。

(ヘブル9:14) まして、キリストが傷のないご自身を、とこしえの御霊によって神におささげになったその血は、どんなにか私たちの良心をきよめて死んだ行ないから離れさせ、生ける神に仕える者とすることでしょう。