2024年12月29日(日)
御言葉を思い巡らすことにより炎を燃え立たせる
Ignite The “Fire” By Meditating On The Word

「私の心は私のうちで熱くなり、私がうめく間に、火は燃え上がった。そこで私は自分の舌で、こう言った。」(詩編39:3)
 

冒頭の聖句で詩篇の作者は、「私がうめく(muse)間に、火は燃え上がった」と言っています。これは思い巡らすことの力を物語っています。思い巡らすことは、霊的な炎を燃やし、あなたの霊感を与えるのです。来年のあなたの目標、目的、計画、抱負(ほうふ)はなんでしょうか?御言葉を思い巡らす時間を取ることで、正しい道に進み、霊感を燃やすことができるのです。

エレミヤ20章9節で、エレミヤは詩篇の作者と同じように、神についてこれ以上語るまいと決心しました。しかし、彼の心の中にある火のような、神の御言葉があまりにも激しく燃え上がり、耐えられなかったのです。「私は、『主のことばを宣べ伝えまい。もう主の名で語るまい』と思いましたが、主のみことばは私の心のうちで、骨の中に閉じ込められて、燃えさかる火のようになり、私はうちにしまっておくのに疲れて耐えられません。」エレミヤ5章14節ではこう言っています。「それゆえ、万軍の神、主は、こう仰せられる。『あなたがたが、このようなことを言ったので、見よ、わたしは、あなたの口にあるわたしのことばを火とし、この民をたきぎとする。火は彼らを焼き尽くす。』」また、エレミヤ書23章29節には、「わたしのことばは火のようではないか。また、岩を砕く金槌のようではないか。―主の御告げ―」とあります。

神の言葉は、火と岩を粉々に砕く槌のようであると表現されています。あなたはすでに聖霊に満たされているので、神の火はあなたの霊の中にあるのです。しかし、その火を燃やすためには、御言葉を思い巡らさしければならないのです。御言葉が燃える炎のようにあなたの心にあるとき、あなたは黙っていることはできません。あなたは常に霊感を保って歩むのです。

ダビデとエレミヤという二人の預言者は、神のために燃える方法を知っていました。彼らは、神の御言葉を思い巡らすことで、情熱と確信をもって御言葉を大胆に語ることができるのです。ですから、来年に向けて祈り、断食する際には、意識的に神の御言葉を思い巡らすようにしてください。
 
異言で熱心に祈り、あなたの内からこの「炎」を放ち、主イエス・キリストがあなたのために成し遂げてくださった勝利を実行に移すところまで御言葉を思い巡らせてください。

祈り
愛する父よ、私の心の中で燃えている主の御言葉を感謝します。主の御言葉は、私の人生に対する主の真理と目的を大胆に宣言し、地上と世界中の人々に、主の御心を執行するように鼓舞しています。私は私の人生のあらゆる領域で主の栄光を現し、表現するのです。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(1テモテ4:15)たといあなたがたに、キリストにある養育係が一万人あろうとも、父は多くあるはずがありません。この私が福音によって、キリスト・イエスにあって、あなたがたを生んだのです。

(ヨシュア1:8)この律法の書を、あなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさまなければならない。そのうちにしるされているすべてのことを守り行うためである。そうすれば、あなたのすることで繁栄し、また栄えることができるからである。

(エレミヤ 20:9)私は、「主のことばを宣べ伝えまい。もう主の名で語るまい。」と思いましたが、主のみことばは私の心のうちで、骨の中に閉じ込められて燃えさかる火のようになり、私はうちにしまっておくのに疲れて耐えられません。