Working The Word
「人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。」(ローマ10:10)
しばしば私たちは、「御言葉が働く(the Word work)」といいます。その通りです。御言葉は働きます。しかし、実際には、あなたが御言葉を「働かせて」いるときにのみ、御言葉は働きます。御言葉は自らは働きません。神は私たちに御言葉を与えられ、それに従って生きるようにしました。あなたは御言葉を信じ、愛し、喜んで、歌い踊ることができますが、御言葉どおりに行動に移すまで、御言葉はあなたに何の効果もありません。御言葉を実行しなければなりません。そこが祝福のポイントです。「ところが、完全な律法、すなわち自由の律法を一心に見つめて離れない人は、すぐに忘れる聞き手にはならないで、事を実行する人になります。こういう人は、その行ないによって祝福されます。」(ヤコブ1:25)
どうやって御言葉を実行したり、働かせることができるのでしょうか?ローマ10:10は、その方法を示しています。その御言葉は「人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。」 ここで「告白」という言葉は、誤りを誰かに話すのではありません。告白するという言葉は、ギリシャ語の「ホモロゲオ(homologeo)」であり、同意して同じことを話すという意味です。つまり神に同意して、同じことを言うことです。
例えば、聖書は、2コリント5章17節で、「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。…」と語ると、あなたはその御言葉に同意して、「私は新しく造られた者です」と断言することです。もし、「私は新しく造られた者であるかどうかわかりません」と言えば、あなたはその御言葉を無効にさせることであり、その御言葉はあなたの人生でうまく働かないでしょう。あなたが新しく造られた者であることを、「知覚する」ことを言っているのではありません。御言葉がそうであるため、あなたも信じて同じことを確信することです。あなたが口で告白するとき、その告白は御言葉が語るメッセージの実現へとあなたを導きます。したがって、常に御言葉に基づいて告白をしてください。
聖書は、「…あなたがたのうちにおられる方が、この世のうちにいる あの者よりも力があるからです。」(1ヨハネ4:4)と語っています。同じものを断言してください。決して恐れず、サタンの言葉を気にしないでください。それが神に応答する方式なのです。ヘブル人への手紙13:5-6は語っています。「・・・主ご自身がこう言われるのです。・・・そこで、私たちは確信に満ちてこう言います。・・・」 神は、ご自身が言われたことを、私たちも大胆に話すように御言葉を与えられました。これは御言葉を告白することが何なのかを簡単に説明してくれます。御言葉に対する告白は、御言葉に対する応答です。これに従うと、御言葉を働かせて、あなたの人生で結果を生み出します。
祈り
恵み深き御父よ、栄光と勝利を人生に生み出す御言葉を私に与えてくださり、ありがとうございます!私は健康的で、強く、繁栄しています。私の家族、仕事、そして使命は大いに栄えています!私の人生に、御父の恵みが日々増え続けています!私はキリストとともに統治し、主に栄光と名誉を帰します。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(2コリント3:18)私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。
(ルカ6:46-48) なぜ、わたしを『主よ、主よ。』と呼びながら、わたしの言うことを行なわないのですか。47 わたしのもとに来て、わたしのことばを聞き、それを行なう人たちがどんな人に似ているか、あなたがたに示しましょう。48 その人は、地面を深く掘り下げ、岩の上に土台を据えて、それから家を建てた人に似ています。洪水になり、川の水がその家に押し寄せたときも、しっかり建てられていたから、びくともしませんでした。
(ヤコブ1:22-25) また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはいけません。 23 みことばを聞いても行なわない人がいるなら、その人は自分の生まれつきの顔を鏡で見る人のようです。 24 自分をながめてから立ち去ると、すぐにそれがどのようであったかを忘れてしまいます。 25 ところが、完全な律法、すなわち自由の律法を一心に見つめて離れない人は、すぐに忘れる聞き手にはならないで、事を実行する人になります。こういう人は、その行ないによって祝福されます。