2025年2月23日(日)
御言葉にとどまりなさい
Stay In The Word

「そのとき、サムエルに次のような主のことばがあった。『わたしはサウルを王に任じたことを悔いる。彼はわたしに背を向け、わたしのことばを守らなかったからだ。』」(1サムエル記15:10)

誰でも神の霊によって突然変えられることは可能であり、私たちは聖書の時代でさえ、このようなことが起こるのを何度も見てきました。しかし、御言葉に根ざし、信仰を確立し、土台を築き続けることが、そのような変化を持続させる唯一の方法です。

たとえば、1サムエル記10章には、キシュの子サウルが神の霊によって見事に変えられ、預言を始めたという記述があります。聖書によれば、サウルは新しい人に変わったとあります。1サムエル上10章6節にある、預言者サムエルが彼に言った言葉を読んでみましょう。「主の霊があなたの上に激しく下ると、あなたも彼らといっしょに預言して、あなたは新しい人に変えられます。」

サウルがサムエルのもとを去ろうとしたとき、神は彼に別の心を与え、サウルは預言者たちの中で預言するようになりました。これは、サウルがイスラエルの王として統治を始めたことを意味しました。聖霊の力によって、即座に新しい心を授かった人間を想像できるでしょうか?しかし、そのわずか5章後の1サムエル記15章で、神はサムエルに語られました。「『わたしはサウルを王に任じたことを悔いる。彼はわたしに背を向け、わたしのことばを守らなかったからだ。』」(1サムエル記15:11)

1歴代誌10章13節から14節で、サウルはみずからの不信の罪によって死んだことがわかります。特に彼は、主の言葉を守らず、神を求める代わりに霊媒によって伺いを立て主に尋ねかったと書かれています。サウルの人生にあれほど大きな奇跡的な変化があったにもかかわらず、それを維持できなかったのは、彼が主の言葉を守らなかったからなのです。

ですから、賢くなってください。御言葉に集中し続けることによって、聖霊があなたの人生にもたらす働きや変化を持続させてください。御言葉を実行する者になってください。ヤコブ1章22節はこう言っています。「また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはいけません。」 神があなたの人生で行われるすべてのことは、持続し、より大きな栄光に成長するためのものなのです。しかし、それらはあなたが神の言葉にとどまる時に起きるのです。

祈り
愛する父よ、私の人生における御言葉と御霊の変化の力を感謝します。私は御言葉のうちに、御言葉を通して、御言葉によって主に従うことを約束します。私は主の言葉に根ざし、信仰を確立し、堅く、毅然として、揺るぎなく、動かない者であり続けます。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
ヤコブ 1:22-25、コロサイ3:16、詩編119:11