6月14日(水)
御言葉と御霊
The Word And The Spirit
「聖霊はいのちを与える方であり、自然界のものは何の役にも立ちません。私があなた方に話す言葉は、霊でありいのちです…」(ヨハネ6:63 パッション訳)
使徒19:20によると、エペソでは、「こうして、主のことばは驚くほど広まり、ますます力強くなって行った。」とあります。黙示録2:2-3を学ぶと、使徒ヨハネが神の啓示によって、エペソ教会の状態を明らかにしたので、これは全く不思議なことではありません。エペソ教会は非常に霊的な教会だったのです。
しかし、エペソ3:14-15では、使徒パウロが彼らのために祈り、こう言っています。「こういうわけで、私はひざをかがめて、天上と地上で家族と呼ばれるすべてのものの名の元である父の前に祈ります。 どうか父が、その栄光の豊かさに従い、御霊により、力をもって、あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように。」
パウロはこう言っています。「私はあなたがたのために祈っています。どうか、神の栄光の豊かさに従って、彼の大能の力(奇跡的な力の働き)によって強められ(活力を与えられ)ますように。」彼は、私たちの生活における神の言葉の働きと、クリスチャンの成長における聖霊の働きの重要性を認識することに強調しています。
別の訳では、聖霊によって、あなたの内なる人が卓越した力により強められるようにとあり、神の御言葉を学んだことがただ頭の中だけでなく、聖霊によってあなたの生活の中で働くようになるように、とあります。パウロは、神の御言葉の力と聖霊によって、あなたの人生における神の完全な御心を実現し、あなたの信仰生活が結果を出し、明確になることを語っているのです。
祈り
愛する父よ、私の言葉は御霊と力の現れにより語られます。私は、主の栄光のために結果をもたらす力に満ちていることを知りつつ、あなたの御心、計画、目的と一致する言葉を絶えず語ります。アーメン。
参照聖書
(ヨハネ6:63)いのちを与えるのは御霊です。肉は何の益ももたらしません。わたしがあなたがたに話したことばは、霊であり、またいのちです。
(ヨハネ14:26)しかし、助け主、すなわち父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。
(第二コリント4:13)「私は信じた。それゆえに語った」と書いてあるとおり、それと同じ信仰の霊を持っている私たちも、信じているゆえに語るのです。