2024年9月6日(金)
従順にある栄光
The Glory In Submission
「すると、イエスは彼らに答えて言われた。『人の子が栄光を受けるその時が来ました。』」(ヨハネ12:23)
主が栄光を与えてくださったことを人々に伝えるとき、人々は皮膚から一筋の光が放たれるような、外見的な何かを見ることを期待しています。しかし聖書の教えは、そうではありません。神の栄光は、必ずしも五感で感じたり感じ取ったりするものではないのです。それはあなたの霊で認識するものなのです。
イエスを見てみましょう。ヨハネの福音書12章で、イエスに会いに来たギリシャ人のことを語っています。彼らが会いに来たと、イエスが聞いたとき、これがしるしであることをご存じでした。それは異邦人の救いの時でした。それは、イエスがもうすぐ死ぬということでもありました。イエスはこう答えられました。「人の子が栄光を受けるその時が来ました。まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。」(ヨハネ12:23-24)
イエスが「人の子が栄光を受けるその時が来ました。」と言われたとき、聖書は壮大な出来事が起こったことを記録していません。天は開かず、地震もありませんでした。次の章では、イエスが夜、弟子たちと共に座っておられたとき、ユダが夕食を終えて立ち上がり、そそくさと立ち去りました。そしてイエスは言われました。「今こそ人の子は栄光を受けました。また、神は人の子によって栄光をお受けになりました。」(ヨハネ13:31)
聖書には、イエスが栄光を受けられたから、四方に光が輝き始めたとは書いていないのです。栄光はイエスの従順の中にあったのです。主がなさったことはこうです。 イエスは、御父の御心にご自身を完全に服従させ、「今こそ人の子は栄光を受けました。」と宣言されたのです。あなたの人生を御霊にゆだねることこそ、栄光があるのです。
あなたが神に委ねれば委ねるほど、あなたの栄光は増すのです。従順が少なければ少ないほど、神の栄光はあなたの人生に少なく現れるのです。では、あなたは何を望みますか?神に従順になってください! 御言葉を行い、あなたが受けた聖霊の指示を実行してください。そうすれば、あなたの人生に神の栄光がより大きく現れるのを経験するでしょう。ハレルヤ!
祈り
愛する父よ、私の人生における主の栄光を感謝します。私が主の御言葉を行ない、私が受ける御霊のすべての指示を実行するとき、ますます高まる栄光を経験する特権と祝福を感謝します。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(ヨハネ12:23-24)すると、イエスは彼らに答えて言われた。「人の子が栄光を受けるその時が来ました。まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。
(ヨハネ13:31)ユダが出て行ったとき、イエスは言われた。「今こそ人の子は栄光を受けました。また、神は人の子によって栄光をお受けになりました。
(ヨハネ17:22)またわたしは、あなたがわたしに下さった栄光を、彼らに与えました。それは、わたしたちが一つであるように、彼らも一つであるためです。
(ピリピ2:8-9)自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死にまで従われました。それゆえ神は、この方を高く上げて、すべての名にまさる名をお与えになりました。