Give Honor To Whom It Is Due
「子どもたちよ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことだからです。『あなたの父と母を敬え。』これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです。すなわち、『そうしたら、あなたはしあわせになり、地上で長生きする。』という約束です。」〈エペソ6:1-3)
最初に、敬うということは、他人に対して敬意を見せることです。尊敬すべき人に対して、ふさわしい注目をすることです。また、敬意を払うことです。今日の本文は、両親に対して、子どもたちが敬意を払うように教えています。両親を敬うとき、神は、あなたに長寿としあわせな生活を約束しています。つまり、神は、この地上で特別にあなたを大切にし、繁栄し栄光に満ちた人生を送ると約束しています。
仕事を探しても、見つけることのできない人もたくさんおり、またそういった人は、自分で起業するようなアイディアもなく、正しい判断ができません。物事がうまくいかないようです。そういった人たちは、彼らの両親や神が預けてくださった人々を尊敬していない場合があります。
あなたはご両親、そしてあなたを面倒見て育ててくれた人々から恵みを受けました。あなたは彼らに借りを負っているのであり、当然その借りを返さなければなりません。Ⅰテモテ5:4では、「しかし、もし、やもめに子どもか孫かがいるなら、まずこれらの者に、自分の家の者に敬愛を示し、親の恩に報いる習慣をつけさせなさい。それが神に喜ばれることです。」親の恩に報いる方法は、両親を敬うことです。
しかし、この真理には、一つ付け加えるべきことがあります。新約聖書では、神が私たちに両親を敬いなさいと言われた時、それは肉の両親だけを指したのではなく、霊的な両親も含むのです。あなたの霊的な両親は、あなたを信仰に導いた人です。聖書は言います。「たといあなたがたに、キリストにある養育係が一万人あろうとも、父は多くあるはずがありません。この私が福音によって、キリスト・イエスにあって、あなたがたを生んだのです。」(Ⅰコリント4:15)
教会生活を順風に始めても しばらくすると、神の家で行動に忠実でなくなる人がいます。そういう人は、自分が来たいと思うときだけ教会に来て、大変批判的な態度で教会の指導者に反対する声をします。そういった人は、すべき人に敬意を払っていません。あなたに対して導いてくれる人、権威のある人を敬いなさい。これは、神の国でこの上もなく大切なことです。なぜなら、あなたの成功と幸せはこのことにつながっているからです。「あなたがたの指導者たちの言うことを聞き、また服従しなさい。この人々は神に弁明する者であって、あなたがたのたましいのために見張りをしているのです。ですから、この人たちが喜んでそのことをし、嘆いてすることにならないようにしなさい。そうでないと、あなたがたの益にならないからです。」(ヘブル13:17)
祈り
愛する天の父よ。私に真理と義の道を歩むように教えてくれる人に対して、敬うこと、尊敬すること、敬意を払うことを教えてくださり感謝します。私の人生を祝福してくださり感謝します。私は、栄光から栄光へと成功しています。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
マルコ12:14-17 彼らはイエスのところに来て、言った。「先生。私たちは、あなたが真実な方で、だれをもはばからない方だと存じています。あなたは人の顔色を見ず、真理に基づいて神の道を教えておられるからです。ところで、カイザルに税金を納めることは律法にかなっていることでしょうか、かなっていないことでしょうか。納めるべきでしょうか、納めるべきでないのでしょうか。」 15 イエスは彼らの擬装を見抜いて言われた。「なぜ、わたしをためすのか。デナリ銀貨を持って来て見せなさい。」16 彼らは持って来た。そこでイエスは彼らに言われた。「これはだれの肖像ですか。だれの銘ですか。」彼らは、「カイザルのです。」と言った。17 するとイエスは言われた。「カイザルのものはカイザルに返しなさい。そして神のものは神に返しなさい。」彼らはイエスに驚嘆した。
Ⅰテモテ5:4 しかし、もし、やもめに子どもか孫かがいるなら、まずこれらの者に、自分の家の者に敬愛を示し、親の恩に報いる習慣をつけさせなさい。それが神に喜ばれることです。
Ⅰペテロ2:17 すべての人を敬いなさい。兄弟たちを愛し、神を恐れ、王を尊びなさい。