Passion For Lost Souls
“ 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。”(ヨハネ 3:16)
神様の一番の熱情は、たましいのすくいです。神様は人間に向かって大きな関心をもっておられることは、当然のことです。神様が人間をご自身のかたちに似せて造られたことを見ても、神様がどのような人も滅びることを願っておられないことを知ることが出来ます。Ⅱペテロ3:9は言います。“主は、ある人たちがおそいと思っているように、その約束のことを遅らせておられるのではありません。かえって、あなたがたに対して忍耐深くあられるのであって、ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。” 人々を神様ご自身と和解させようとする主の大いなる熱情は、神様が主に与えられた御業により絶頂となり、イエス様が直接語られた御言葉によって裏付けられています。“わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。”(ヨハネ10:10)
それだけでなく、イエス様はヨハネの福音書4:34で、たましいの救いに対する主の熱情を強調されました。“「わたしを遣わした方のみこころを行い、そのみわざを成し遂げることが、わたしの食物です。” 主イエスキリストは、この同じ熱情を今、教会に残されたのです。主はマルコの福音書16:15で言われました。“「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。” キリスト者であるあなたは、他のどんなものよりも福音伝道の責任をとても真剣に引き受けなくてはいけません。このことにあなたの最善を尽くしましょう。
使徒パウロはエペソのキリスト者たちに送った手紙であるエペソ2:12-13で、キリストがなく望みのない人の状態を描写しています。その人は神様のいのちから断ち切られ、約束の契約について異邦人であり、何の望みもなく、この世に神もいない者です。これがあなたに、失われたたましいのために祈り、熱情的に福音を伝えるように感動を与えなくてはいけません。イエス様が死なれた理由である彼らが、主の中にある相続の中へと移されるのを見ることよりも重要なことがあってはいけないのです。
あなたが福音のメッセージについて熱情的に生きてきたのならば、その熱情を維持しましょう。それが病んだ世に向かう唯一なる望みであるからです。主はあなたの世界と、それを超えた領域で、多くのたましいを救うためにあなたに期待しておられます。したがって、たましいの救い者としての責任に真実でありましょう。
祈り
愛する天の父よ。永遠のいのちのメッセージを持って、私の世界とまた他の場所にいる人々に近づいていく神聖なる責任を私に任せてくださり感謝します。新しい献身が今日、失われたたましいに向かう私の熱情を呼び覚まします。したがって私は、父の栄光に満ちた福音の光が、人々の心と霊に強く燃え上がり、宗教の圧制を打ち破り、暗やみを取り除くことを宣言します。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン
参考聖句
マタイ 28:19-20, Ⅱコリント 5:18, Ⅱコリント 3:6