2025年5月16日(金)
大胆かつ、謙遜であれ
Be Bold But Humble
「子どもたちよ。あなたがたは神から出た者です。そして彼らに勝ったのです。あなたがたのうちにおられる方が、この世のうちにいる、あの者よりも力があるからです。」(1ヨハネ4:4)
キリストにあってあなたが何者であるかという自分の持つ知識は、あなたの霊にと大確信と大胆さを与えるに違いありません。どこに行くにも、あなたは確信と威厳をもって自分を貫くことができるのです。困難に直面しても、あなたは大胆であり、決して怯えることがありません。主イエスがポンテオ・ピラトの前に立たれたとき、怯むことなく、立派で大胆な証言されたことを思い起こしてください。
主イエスは常に支配権を持っていました。謙遜の体現者でありながら、何に対しても、誰に対しても決して怯むことはなかったのです。同じように、恐れや臆病さがあなたの足を引っ張らないようにしてください。敬意を払い、謙虚でありながら、決して威圧してはなりません。あなたが必要なときには発言し、あなたの声を聞かせてください。
少年時代、私は聡明な生徒でしたが、それほど大胆な性格ではありませんでした。授業中に先生が質問する答えを知っていても、手を挙げるのをためらったのです。他の生徒たちは、たとえ間違っていても、大胆に発言し、先生から注目され、称賛されていました。しかし、聖霊を受けたとき、私は大胆で恐れを知らぬ者となったのです。私は大胆で恐れのない人になりました。
勇気をもって大胆になることは、人生においてとても大切なことです。ヨシュアが神の任務の働きに乗り出したとき、神がヨシュアに与えてくださった戒めを思い出してください。「ただ強く、雄々しくあって、…」(ヨシュア記 1:7) 多くの人は、自分の置かれた環境に有意義に貢献できる知識と能力を持っていますが、身を挺して立ち向かう勇気がないことが多いのです。正しかろうが間違っていようが、発言する人は注目され、尊敬され、必要であれば正されます。
人々にあいさつをするときも、はっきりと自信に満ちた声でしましょう。不安でつぶやいたり、萎縮したりしてはいけません。大胆に話し、大胆に挨拶し、大胆に生きてください。神はあなたに恐れの霊ではなく、力の霊を与えておられるのです。その力によって一歩踏み出し、あなたの声を届けてください。しかし、謙虚さとバランスを取ってください。大胆さは傲慢ではありません。真の大胆さは、諭しを受け入れやすい姿勢と結びついたもので、霊とともに自信に根ざしたものです。
祈り
愛する父よ、私はキリストにあって私が誰であるかを確信して歩み、この終わりの日に、主の王国と栄光のために、声を上げ、私の声を聞かせます。主がいつも私と共にいてくださることを知りながら、主の真理を大胆に宣言するとき、私は謙遜であり続けます。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(2 テモテ 1:7)神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。
(箴言28:1)悪者は追う者もないのに逃げる。しかし、正しい人は若獅子のように頼もしい。
(エペソ 3:12)私たちはこのキリストにあり、キリストを信じる信仰によって大胆に確信をもって神に近づくことができるのです。