11月30日(水)
堅く据えられた土台
The Sure Foundation
「だから、神である主は、こう仰せられる。『見よ。わたしはシオンに一つの石を礎として据える。これは、試みを経た石、堅く据えられた礎の、尊いかしら石。これを信じる者は、あわてることがない。』」(イザヤ28:16)
あなたの人生は、どのような土台の上に築かれているかが重要なのです。聖書は「だれも、すでに据えられている土台のほかに、ほかの物を据えることはできないからです。その土台とはイエス・キリストです」(第一コリント3:11)と言っています。キリストは唯一の確かな土台です。キリストがあなたの成功の土台でなければならないのです。それにより、あなたは人生の逆境に直面しても、キリスト・イエスという岩の上に立っているので、立ち続けることができるのです。
預言者イザヤは、今日の御言葉で、主なる神がシオンに置かれる「石」について預言的に語っていますが、この「石」の描写に注目してみてください。まず「試みを経た石」と表現しています。次に「堅く据えられた礎」、第三に「尊いかしら石」言っています。
「試みを経た石」であることは、試され、証明されたものであることを意味します。「堅く据えられた礎」であることは、建物の安定性にとって最も重要な石であることを意味します。「尊いかしら石」であることは、自分の人生を賭けることができることを意味します。主イエスこそ、あなたが人生を築くべき唯一の真の土台なのです。
ルカ6章47-49節にイエスは言われました。「わたしのもとに来て、わたしのことばを聞き、それを行なう人たちがどんな人に似ているか、あなたがたに示しましょう。その人は、地面を深く掘り下げ、岩の上に土台を据えて、それから家を建てた人に似ています。洪水になり、川の水がその家に押し寄せたときも、しっかり建てられていたから、びくともしませんでした。聞いても実行しない人は、土台なしで地面に家を建てた人に似ています。川の水が押し寄せると、家は一ぺんに倒れてしまい、そのこわれ方はひどいものとなりました。」
土台があるからこそ、違いを生み出すのを忘れないでください。イエスの言われた例えでは、どちらの家も同じ洪水に直面しましたが、土台のないほうは破壊しました。堅い岩であるキリストをあなたの人生の支えとするのです。
神の御言葉を実行する者となりましょう。それが、岩の上にあなたの人生を築く方法だからです。それこそが、他のすべてが失敗したときに、あなたが立ち続けることができる方法なのであり、それこそが、あなたを生涯にわたって成功と繁栄の中に保つものなのです。
告白
父なる神よ、御言葉を感謝します。御言葉は私の確かで堅固なる土台です。 その土台の上で、私は安全で動じず、強められ、根をしっかりと張り、地に足をつけています。主の御言葉は私を支える岩であり、信頼でき、確実で、真実であるからです。主よ、御言葉の中で、そして御言葉を通して、私の勝利の人生を感謝します。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(使徒20:32)いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。みことばは、あなたがたを育成し、すべての聖なるものとされた人々の中にあって御国を継がせることができるのです。
(マルコ13:31)この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。
(第一ペテロ2:5-6)あなたがたも生ける石として、霊の家に築き上げられなさい。そして、聖なる祭司として、イエス・キリストを通して、神に喜ばれる霊のいけにえをささげなさい。なぜなら、聖書にこうあるからです。「見よ。わたしはシオンに、選ばれた石、尊い礎石を置く。彼に信頼する者は、決して失望させられることがない。」