2024年11月11日(月)
執り成しの合法性
The Legalities Of Intercession
「わたしに思い出させよ。共に論じ合おう。身の潔白を明かすため、あなたのほうから述べたてよ。」(イザヤ43:26)
私たちが祈るとき、特に執り成し祈りにおいては、合法性を理解することが極めて重要です。執り成しの祈りは、自分の主張を述べ、法的な根拠を示す、議論型の祈りなので、法的義務など深い理解が必要となります。
執り成しは信仰の祈りとは異なりますが、やはり信仰が必要です。信仰の祈りは多くの場合、一回限りの宣言で、あることが成し遂げられたことを信じて受け取るものです。しかし、執り成し祈りでは、他者のために信仰に堅く立つことになるため、祈りにおける熱心さ、切実さ、熱意が頻繁に要求されます。このような執り成しの強さと粘り強さがなければ、あなたが祈っている人のために物事がうまくいかなくなる可能性があるのです。
執り成しにおいて、あなたは神とあなたが祈っている人々との間に立つことになります。あなたはその人のために一歩踏み込み、神の前であなたの言い分を述べ、あなたが求めていることがなぜその人のためになされるべきなのかを説明するのです。だからこそ、執り成しをする際には、自分の法的立場や主張を明確にすることが重要なのです。これは、ただ神に何かを求める以上のことであり、自分に与えられた権威を理解し、それを効果的に用いて自分の言い分を主張することなのです。
したがって、神と人々の間に立って、祈りによってどのように他の人々の必要を神にもたらすかを学んでください。神の御言葉を深く学び、御言葉を親密に知り、御言葉を使ってあなたの主張を効果的に弁論してください。イザヤ書41章21節で主が言われたことを思い出してください。「あなたがたの訴えを出せ、と主は仰せられる。あなたがたの証拠を持って来い、とヤコブの王は仰せられる。」そして43章26節で、主はこう言われました。「わたしに思い出させよ。共に論じ合おう。身の潔白を明かすため、あなたのほうから述べたてよ。」神が私たちの執り成しを聞き入れ、答えてくださるという確信は、主の御言葉に基づくものなのです。神を褒めたたえます!
祈り
父なる神よ、執り成しの特権を与えてくださり感謝します。私は、御言葉に従って、人々の為に、信仰により立ち、熱心に執成すことができます。神の御心を地上に、そしてあらゆる人々の人生に確立するために、キリストにおいて私に与えられた権威を感謝します。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(ヤコブ5:16‐18)ですから、あなたがたは、互いに罪を言い表し、互いのために祈りなさい。いやされるためです。義人の祈りは働くと、大きな力があります。エリヤは、私たちと同じような人でしたが、雨が降らないように祈ると、三年六か月の間、地に雨が降りませんでした。そして、再び祈ると、天は雨を降らせ、地はその実を実らせました。
(1テモテ2:1-6)そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。そうすることは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることなのです。神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。神は唯一です。また、神と人との間の仲介者も唯一であって、それは人としてのキリスト・イエスです。キリストは、すべての人の贖いの代価として、ご自身をお与えになりました。これが時至ってなされたあかしなのです。
(ホセア14:2)あなたがたはことばを用意して、主に立ち返り、そして言え。「すべての不義を赦して、良いものを受け入れてください。私たちはくちびるの果実をささげます。