2024年10月10日(木)
国々の事柄のために弁論してください
Plead The Cause Of The Nations

「わたしに思い出させよ。共に論じ合おう。身の潔白を明かすため、あなたのほうから述べたてよ。」
(イザヤ43:26)

多くの国々が長年にわたって不当な負債と束縛に縛られており、闇の勢力が彼らに敵対しているため、 自ら自由になることはできません。 抑圧的な金融システムに悩まされ、資産が無価値になるにつれて、経済的価値が低下するのを 目撃する人も多いのです。これらはすべて人為的なものですが、霊的な力によって扇動されているのです。

私たちがその間に立ち、イエス・キリストの御名を使って、これらの国や民族に対するサタンの力と影響力を打ち砕かない限り、何も変わらないことでしょう。彼らを止めることができるのは、私たちだけなのです。私たちはイエスの御名を使って、サタンの勢力に立ち向かい、それを解体し、変化をもたらさなければならないのです。私たちは、国々のために訴えなければなりません。

イザヤ43章26節は、私たちに「(神に)思い出させ」、「共に論じ合おう」と呼びかけています。 RSV (Revised Standard Version)訳では、「私を思い出させなさい、一緒に議論しよう。あなたの言い分を述べよ。あなたが正しいことが証明されるように。」とあります。 詳細訳(AMPC) も同じ真理を唱えています。「私に[あなたの功績を]思い起こさせてください。互いに述べ合い、議論し合いましょう。あなたが義とされる(正しいと証明される)ために、あなたの言い分を述べなさい。」

七十人訳聖書では、イザヤ書1章18節に 「『さあ、来たれ。論じ合おう』と主は仰せられる。」とあります。メッセージ訳では、さらにわかりやすくこう書かれています。「さあ、座りなさい。論じ合いましょう。」これが、とりなしの祈りにおいて私たちが行うことであり、議論的な祈りなのです。世界の国々において、なぜ私たちが望むようなことが起こらなければならないのか、その強い理由を提示するのです。

世界の国々は、苦難や痛み、テロ、人為的な食糧不足に苦しむべきではないのです。不当な負債や抑圧的な制度に絡め取られてはならないのです。だからこそ、私たちは国々のためにできる限り真剣に、情熱的に執り成しなければならないのです。私たちが彼らのために祈れば、国々すべてに 合法的な勝利がもたらされるのです。ですから、祈りの時には、国々の為に執り成してください。主の御心が国々で勝利し、彼らが抑圧的な条約や有害な団体から解放されることを宣言してください。このことを真剣に受け止めてください。

祈り
愛する父よ、不当な負債や不利益な条約を課せられている国々の指導者たちが、そのような無慈悲な条約からただちに解放されるよう祈ります。邪悪で理不尽な制度や個人によって課された経済的、政治的束縛から自国と国民を解放するために、彼らが正しい決断を下し、正しい行動をとる勇気と知恵を与えてくださることを感謝します、イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(イザヤ41:21) あなたがたの訴えを出せ、と主は仰せられる。あなたがたの証拠を持って来い、とヤコブの王は仰せられる。

(イザヤ1:18AMPC)「さあ、来たれ。論じ合おう」と主は仰せられる。「たとい、あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。たとい、紅のように赤くても、羊の毛のようになる。

(ヤコブ5:16-18)ですから、あなたがたは、互いに罪を言い表し、互いのために祈りなさい。いやされるためです。義人の祈りは働くと、大きな力があります。エリヤは、私たちと同じような人でしたが、雨が降らないように祈ると、三年六か月の間、地に雨が降りませんでした。そして、再び祈ると、天は雨を降らせ、地はその実を実らせました。