Confident In The Day Of Crisis
「このことによって、愛が私たちにおいても完全なものとなりました。それは私たちが、さばきの日にも大胆さを持つことができるためです。なぜなら、私たちもこの世にあってキリストと同じような者であるからです。」(1ヨハネ4:17)
今日の本文で気づいてほしい2つのキーワードがあります。最初は「完璧」を意味する「完全なもの(perfect)」であり、2番目のものは「さばき(judgment)」です。さばきは、「クリシス(krisis)」というギリシャ語から由来したもので、ここで、英語の単語「危機(crisis)」の派生語であります。この単語は非常に困難で危険な時期を描写します。だから、教会や職場、家庭、あるいはあなたが住んでいる国で危機に陥っても、神は危機の日に大胆さや確信を持つように願っておられます。
マルコ福音書4章はこれに信憑性(しんぴょうせい)を与えます。それは、激しい暴風の中で弟子たちの動揺した話を伝えています。恐怖に悩まされた彼らはイエスに叫んだのです。「先生。私たちがおぼれて死にそうでも、何とも思われないのですか。」(マルコ4:38)。危機の時、すなわち激しい波の中で、イエスは動揺しませんでした。大胆さと揺るがない自信を持っておられるイエスは激しい嵐の天気を静まれるように命じられました。「イエスは起き上がって、風をしかりつけ、湖に「黙れ、静まれ。」と言われた。すると風はやみ、大なぎになった。」(マルコ4:39)
イエスは弟子たちに叱って言われました、「どうしてそんなにこわがるのです。信仰がないのは、どうしたことです。」 何を信じる信仰でしょうか?御父の愛を信じる信仰です!これがイエスにあった確信でした。ヨハネ15:9(NLT)はこう言います。「父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛しました。わたしの愛の中に留まりなさい。」あなたが父の愛の中で働くとき、何も恐れません。父があなたとあなたの中にいることを知っているからです。その交わりは確信を促します。あなたは、御父の愛に住んでいることを意識しています。ヨハネ4:18は言います。「愛には恐れはありませんが、全き愛は恐れを締め出します。」
人生で直面していることが何であるかに構わず、心配するのを止めましょう。嵐を静めなさい。信仰の言葉を言い表しましょう。病気を癒し、盲人の視力を戻し、聞こえない者の耳を回復させ、障害を持つ者を自由にさせてください。混乱にもかかわらず、状況や環境に対する平和、静けさ、落ち着きを宣言しましょう。危機の日に大胆な自信を持ってください。あなたには御父の愛を持っているからです。これは、あなたがいつも勝つという意味です。
祈り
愛する御父よ、御父の言葉と私への御父の愛について確信に満ち、感謝します。危機の時にも、私は疑いや不信の余地がありません。御父がいつも私と一緒にいるという確信を持って強くなっています。私は永遠に勝利し、敵とすべての逆境を超えて生きています。イエスの御名でお祈りします。アーメン。
参照聖書
箴言24:10 もしあなたが苦難の日に気落ちしたら、あなたの力は弱い。
1ヨハネ5:4 なぜなら、神によって生まれた者はみな、世に勝つからです。私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。
ローマ8:31-37 では、これらのことからどう言えるでしょう。神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。