2025年7月31日(木)
千年王国で私たちの特殊な任務
Our Unique Assignments In The Millennium

「見よ。ひとりの王が正義によって治め、首長たちは公義によってつかさどる。彼らはみな、風を避ける避け所、あらしを避ける隠れ場のようになり、砂漠にある水の流れ、かわききった地にある大きな岩の陰のようになる。」(イザヤ32:1-2)

冒頭聖句は、千年王国について預言的な内容です。後半の部分は、イスラエルが中心となる千年王国の時代において、私たち(教会)が果たすの独特な役割について示唆しています。キリストの千年王国は教会のためのものではありません。それは、イスラエルのためのものです。では、私たちは教会として、その時代には何をするのでしょうか?

私たちは御使い的な任務を遂行することでしょう。キリストの千年王国における私たちの役割は、多くの人が考えているものとは大きく異なります。それは、現在御使いたちが私たちに仕えるように、御使いたちが行っていることと非常に似ています。その日、ユダヤ人は、現在私たちが享受している聖徒の生活の特徴である千年王国の祝福を享受するでしょう。一方、教会である私たちは、御使いのように突然現れ、消え去り、特定の場所へ移動したりして、神から指示されたとおりに御使いのような務めを果たすでしょう。

それは非常に興奮することです。別の次元の奉仕です。私たちは人々を扱ったり、祭司として物理的な行政機能を実行したりすることはしません。 その時の祭司はユダヤ人になります。しかし、それまでの間、この最後の時代、現在のこの瞬間、神は私たちに何を求めておられるのでしょうか?

神は私たちに支配する王国を与えられ、私たちがこの時代に神のため効果的に王国を支配することを期待されています。この地点に至るまで2,000年近くかかりましたが、主は期待しておられます。ヤコブ5章7節から8節にはこうあります。「…見なさい。農夫は、大地の貴重な実りを、秋の雨や春の雨が降るまで、耐え忍んで待っています。あなたがたも耐え忍びなさい。心を強くしなさい。主の来られるのが近いからです。」

先ほど読んだ箇所は、鮮明に示しています。神は地の貴重な実り、すなわち人々の魂を待っておられるのです。神は、教会の時代の終わりの時、すべての民族から多くの魂が流れ込むことを期待しておられるのです。だから、これまで以上に魂を勝ち取ってください。収穫の時期は熟しており、あなたは主によって収穫の畑に送られた奉仕者なのです。

祈り
愛する父よ、この終わりの日々に主に仕え、主の目的を果たす特権に感謝します。私は主の計画に完全に従い、勤勉さ、卓越性、喜びをもって主の使命を果たす準備ができています。主が私たちに与えた王国を効果的に運営し、主の来臨に備えて地の貴重な実りを収穫する者として、私は有効に働きます。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(ヤコブ 5:7-8 NIV)兄弟姉妹よ、主が来られるまで忍耐しなさい。農夫が、秋と春の雨を根気よく待ちながら、その土地が大切な作物を実らせるのを待っているのを見なさい。あなたがたも、主の来臨が近いので、忍耐して堅く立ちなさい。

(マタ24:14)この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。

(黙示録20:4-6)また私は、多くの座を見た。彼らはその上にすわった。そしてさばきを行なう権威が彼らに与えられた。また私は、イエスのあかしと神のことばとのゆえに首をはねられた人たちのたましいと、獣やその像を拝まず、その額や手に獣の刻印を押されなかった人たちを見た。彼らは生き返って、キリストとともに、千年の間王となった。そのほかの死者は、千年の終わるまでは、生き返らなかった。これが第一の復活である。この第一の復活にあずかる者は幸いな者、聖なる者である。この人々に対しては、第二の死は、なんの力も持っていない。彼らは神とキリストとの祭司となり、キリストとともに、千年の間王となる。