SONGS OF VICTORY

「… 主はあなたがたにこう仰せられます。あなたがたはこのおびただしい大軍のゆえに恐れてはならない。気落ちしてはならない。この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いであるから。」(歴代誌下20:15)

歴代誌下20章で、私たちはユダが敵国に包囲されたとき、ヨシャパテ王の奮い立たせた行動を読んでいます。ヨシャパテ王とユダの軍勢は数的に大幅に圧倒されました。彼の言葉によると、彼はユダの弱い点を認めたが、主からの助けを求めたわけではありませんでした。彼はこう祈りを始めました、「私たちの神よ。あなたは彼らをさばいてくださらないのですか。私たちに立ち向かって来たこのおびただしい大軍に当たる力は、私たちにはありません。私たちとしては、どうすればよいかわかりません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです。」(歴代下20:12-17)

次に出てくる14-17節は、美しい内容です。「ときに、主の霊が集団の中で、…ゼカリヤの子ヤハジエルに臨んだ。彼は言った、「ユダのすべての人々とエルサレムの住民およびヨシャパテ王よ。よく聞きなさい。主はあなたがたにこう仰せられます。『あなたがたはこのおびただしい大軍のゆえに恐れてはならない。気落ちしてはならない。この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いであるから。あす、彼らのところに攻め下れ。…この戦いではあなたがたが戦うのではない。しっかり立って動かずにいよ。あなたがたとともにいる主の救いを見よ。ユダおよびエルサレムよ。恐れてはならない。気落ちしてはならない。あす、彼らに向かって出陣せよ。主はあなたがたとともにいる。』」

それは、ヨシャパテへの慰めと保証の主の言葉でした。それから、ヨシャパテは敵の侵略に立ち向かう準備を整えながら、何をしたのかに注目してください。彼は、主の聖なる美しさに向って歌う者たちを任命して、「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。」(歴代誌下20:21)と賛美の声をあげ始めました。これは勝利の歌でした。

彼らが歌い、敵の陣営に向かって行進するにつれて、聖書は、「…主は伏兵を設けて、ユダに攻めて来たアモン人、モアブ人、セイル山の人々を襲わせたので、彼らは打ち負かされた。」(歴代誌下20:22)と宣言します。賛美する者たちの後ろからいた軍隊が到着してみると、敵は仲間打ちをして滅びていました。ヨシャパテは、戦いなしに、彼の軍隊と共に戦利品を取るだけでした!これは異例の戦略であり、私たちが学ぶべきことでもあります。

困難な状況に直面したとき、私たちの礼拝と賛美の歌は、敵を敗北させます。試練がどれほど深刻であるかは問題ではありません。勝利の御言葉をもって主を賛美し礼拝しましょう。敵と逆境の厳しさにかかわらず、決してあきらめないでください!勝利の歌を歌いましょう。ハレルヤ!

祈り
御父よ、この世界で私を勝利者にされ、口にある勝利の歌をもって永遠の勝利のパレードに参加させてくださりありがとうございます!私は人生の課題に直面しても、克服する力と能力に満ちて、父の御名に栄光と賛美をします。イエスのお名前で祈ります。アーメン。

参照聖書
(詩編149:1-6) ハレルヤ。主に新しい歌を歌え。聖徒の集まりで主への賛美を。イスラエルは、おのれの造り主にあって喜べ。シオンの子らは、おのれの王にあって楽しめ。踊りをもって、御名を賛美せよ。タンバリンと立琴をかなでて、主にほめ歌を歌え。主は、ご自分の民を愛し、救いをもって貧しい者を飾られる。聖徒たちは栄光の中で喜び勇め。おのれの床の上で、高らかに歌え。 彼らの口には、神への称賛、彼らの手には、もろ刃の剣があるように。

(2コリント2:14-15)  しかし、神に感謝します。神はいつでも、私たちを導いてキリストによる勝利の行列に加え、至る所で私たちを通して、キリストを知る知識のかおりを放ってくださいます。私たちは、救われる人々の中でも、滅びる人々の中でも、神の前にかぐわしいキリストのかおりなのです。