勝利する教会
The Triumphant Church

「わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。」 (マタイ16:18)

イエス・キリストの教会は成長しました。私たちは理解、知識、そしてキリストにある権威と支配の行使において成長しています。教会に反対し、福音の働きを妨げようとする敵対者がいても、その努力は無駄なのです。教会は前進しており、イエスは「地獄の門」が教会に打ち勝つことはないと言われました。

イエスは、私たちに、退位された暗やみの支配者たちや、統治者、権力者、そして天にある悪の霊に対する統治権を与えてくださいました。主は私たちに地上で物事を管理する責任を与えられました。ある国や州、都市では、教会に対して反対する指導者がいます。彼らは自ら彼ら自身を教会の敵と考えています。彼らは歴史上、教会を敵としていた人たちと同じような立場に立つことになるでしょう。

主イエスは、主ご自身の教会を指してこのように言われました。「この石の上に落ちれば、だれでも粉々に砕け、またこの石が人の上に落ちれば、その人を粉みじんに飛び散らしてしまうのです」(ルカ20:18)。初代教会でタルソのサウロがクリスチャンの迫害の先頭に立っていたとき、イエスはダマスコへの道で彼に現れ、彼(サウロ)が無駄な努力をしていることを悟らせました。聖書によると、サウロについて、「主の弟子たちに対する脅かしと殺害の意に燃えて…」(使徒9:1)と具体的に書かれています。

そして、聖書はこう書かれています。「ところが、道を進んで行って、ダマスコの近くまで来たとき、突然、天からの光が彼を巡り照らした。彼は地に倒れて、『サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか』という声を聞いた。彼が、『主よ。あなたはどなたですか』と言うと、お答えがあった。『わたしは、あなたが迫害しているイエスである。立ち上がって、町にはいりなさい。そうすれば、あなたのしなければならないことが告げられるはずです 』同行していた人たちは、声は聞こえても、だれも見えないので、ものも言えずに立っていた」(使徒9:3-7)。ハレルヤ!

聖書は、ヨシュア10章40-41節を通して、ヨシュアの時代に神の民を敵対した人々に起こったことが記されています。「こうして、ヨシュアはその全土、すなわち山地、ネゲブ、低地、傾斜地、そのすべての王たちを打ち、ひとりも生き残る者がないようにし、息のあるものはみな聖絶した。イスラエルの神、主が命じられたとおりであった…」。一人も逃さず、ヨシュアは彼ら全員を倒したのです。

42節には「ヨシュアはこれらすべての王たちとその地とをいちどきに攻め取った…」とあります。ではどうやってできるのでしょうか。「イスラエルの神、主が、イスラエルのために戦われたからである」。ハレルヤ!私たちは、勝利の側に立っています。私たちには常に勝利だけがあります。ですから、恐れることなく、喜びをもって神に仕えましょう。

祈り
愛する父よ、主の教会を強くしてくださり、主の子どもたちに勇気を与え、主の御心を実行し、福音の中の召命を果たしてくださり感謝します。主の子どもたちが命のことばを伝えるとき、この世に君臨する神によって盲目となった人々の目を開かせ、彼らを暗やみから光に、サタンの力から神に向かわせる救いの恵みが今もなお働いています。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(へブル13:5 AMPC) 金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」

(第二コリント2:14 AMPC)しかし、神に感謝します。神はいつでも、私たちを導いてキリストによる勝利の行列に加え、至る所で私たちを通して、キリストを知る知識のかおりを放ってくださいます。

(使徒4:29-31)「主よ。いま彼らの脅かしをご覧になり、あなたのしもべたちにみことばを大胆に語らせてください。御手を伸ばしていやしを行なわせ、あなたの聖なるしもべイエスの御名によって、しるしと不思議なわざを行なわせてください。」彼らがこう祈ると、その集まっていた場所が震い動き、一同は聖霊に満たされ、神のことばを大胆に語りだした。