God’s Moving House

「わたしが父におり、父がわたしにおられることを、あなたは信じないのですか。…わたしのうちにおられる父が、ご自分のわざをしておられるのです。」(ヨハネ14:10)

今日の御言葉のイエスによる宣言は、御父との一体について疑いを解いています。イエスは御父の中にあり、御父はイエスの中にあります。地を歩いたとき、イエスは、全能の神の生ける幕屋でした。イエスがどこに行っても、御父も共に行きました。三位一体の神の全存在が、イエスの中に住まわれたからです。(コロサイ2:9)

さて、私たちもこの世にあってイエスと同じであるという事実について考えてみましょう!つまり、あなたが動いている神の家であり、生きている幕屋であり、あなたの中に、三位一体の神の豊かさが幕屋を張って住んでいるという意味します。誰かが「どうしてそんなことができるのですか?」と尋ねるかもしれません。それは簡単です。私たちは、かつて引用した、コロサイ2:9で、「キリストのうちにこそ、神の満ち満ちたご性質が形をとって宿っています。」と述べているからです。そして、次の節はこう言います。「そしてあなたがたは、キリストにあって、満ち満ちているのです。キリストはすべての支配と権威のかしらです。」(コロサイ2:10)

もう一度申し上げますが、また、誰かが「私たちがすでに満ち満ちているのなら、なぜパウロは、エペソ人の3:19の中で、聖徒のために、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、満たされますように、祈ったのですか?」と聞くかもしれません。まず、パウロは祈りの中に自分自身を含めていなかったことを理解してください。みんながそうする必要があるなら、パウロはこう言ったはずです。「神ご自身の満ち満ちたさまにまで、私たち全員(WE ALL)が満たされますように。」と言ったはずです。しかし、パウロは御言葉を知っていました。彼は、神からすでに満たされていた自分を知っていたので、エペソの聖徒たちも同じ意識を持つように願っていたのです。

ガラテヤ2:20で、パウロの感動的な告白を読んでください。「私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。いま私が、この世に生きているのは、私を愛し私のために、ご自身をお捨てになった神の御子を信じる信仰によっているのです。…」 そして、コロサイ1:27で、パウロはこう断言します、「…あなたがたの中におられるキリスト、栄光の望みのことです。」 あなたの中におられるキリストは、あなたの中の神の豊かさです。あなたは神の運び手であり、神を運ぶ器です。旧約聖書で、契約の箱は、神の臨在と栄光の象徴でした。契約の箱が行くごとに、そこには栄光があり、奇跡と祝福が現われました。

今日、神の存在はもはや契約の箱ではなく、あなたの霊の中にあります。今日、あなたが神の生ける、動いている契約の箱です。この意識の中で歩きましょう。そうすると、あなたにとって不可能なことはないでしょう。

告白
私は全能の神の生きている幕屋です。私が行くところごとに、神も行ってくださいます。神は私のすべての細胞組織、私の体のすべての骨、そして私の血のすべての細胞に住んでおられます!したがって、私の中には暗闇が全くありません。私は滅ぼされず、内側から私を強めてくださるキリストを通じてすべてのことができます。アーメン。

参照聖書
(コロサイ2:9-10) キリストのうちにこそ、神の満ち満ちたご性質が形をとって宿っています。10 そしてあなたがたは、キリストにあって、満ち満ちているのです。キリストはすべての支配と権威のかしらです。

(使徒17:28) 私たちは、神の中に生き、動き、また存在しているのです。あなたがたのある詩人たちも、『私たちもまたその子孫である。』と言ったとおりです。

(2コリント6:16) 神の宮と偶像とに、何の一致があるでしょう。私たちは生ける神の宮なのです。神はこう言われました。「わたしは彼らの間に住み、また歩む。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。