Selfless Love

“兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思いなさい。”(ローマ12:10)

Ⅰコリント13章は神様の愛であるアガペの特徴についてとてもはっきりと説明しています。これらの特徴の中の一つは、神様の愛は自分の利益を求めない、すなわち利他的な愛であるということです。“礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、[Love (God's love in us) does not insist on its own rights {or} its own way, {for} it is not self-seeking]”(Ⅰコリント13:5, AMP)神様の愛は自己中心的なものではなく、自分よりも他人の事を考えます。神様の子供であるあなたは、他の人を優先的に考えることを必ず学ばなくてはいけません。

愛は人のした悪を考えたり、それに対する賠償を求めたりしません。愛はただただ他の人の有益を求め、報復したり復讐したりはしません。神様の愛についての啓示を悟るならば、あなたは他の人によって傷つけられたとしても苦々しい心を抱いたりはしなくなります。すなわち、他の人があなたに行った悪を軽く流すことが出来るようになります。兄弟がひどい仕打ちをしてきても、あなたはその行為によってその兄弟が罰を受けることよりもむしろ、あなたが不利益を受け騙され苦しめられる方を選ぶようになります(Ⅰコリント6:7)。

新しく生まれたのならば、あなたは愛の中で行動しようと孤軍奮闘する必要はありません。あなたは愛するために生まれたのです。あなたはすでに愛の本性を持っているゆえ、神様を愛し、キリストの中にある兄弟姉妹を真実に愛することが出来ます。今日神様の御言葉の光によってあなたのたましいを輝かせ、Ⅰコリント13章に書かれている愛の属性を基礎として他の人々との関係を形成しましょう。

祈り
愛する父よ、あなたの愛の本性を下さり、あなたの偉大な愛を悟らせてくださり感謝します。私は全てが満たされたなかで、その愛を経験し、私の世に属する全ての人々に同じく愛を表現します。イエス様の御名によってお祈りします。

参考聖句
Ⅰコリント13章