The Inward Witness

“神の御霊に導かれる人は、だれでも神の子どもです。”(ローマ人への手紙 8章14節)

 神は、あなたの心(mind)でなく、霊を通して導いてくださり、おもに内的な証拠(inward witness)を通して、あなたを導こうとします。内的な証拠とは、神の御霊があなたの人生を導かれる最も重要な方法で、全てのキリスト者達は、内的な証拠を通して導かれることができます。

 内的な証拠と内的な声には違いがあります。誰かがあなたに「何かが私にそこから出て来いという言葉で、私はそこから動いていたら、後ろからとんでもない事故が起きたのです。」等とを言ったことがありますか。それは、「何か」が言ったのではありません。それが、その内的な声で、すなわちあなたの霊の声です。内的な声があなたに話しかけると、それは若干権威的に聞こえるかもしれません。あなたは突然、内側から「起きて!キッチンのガスを消しなさい。」と話す声を聞こえることもあります。人々は、彼らのお金、ビジネスや、仕事を失ってしまう理由は、彼らがそのような内的な声に耳を傾けなかったためです。

 その一方で、内的な証拠は声ではありません。しかし、それはあなたの霊からの導きで、あなたが意識することができます。あなたがどこかへ行ったり、何を買おうかを悩んでいる想像してください。若しくは、あなたが二つの職場から同時に提案を受けて、どちらを決めることで悩んでいると描いてください。その時に、あなたに必要とするのは、内的な証拠を認識する事なのです。では、内的な証拠はどの様に機能するでしょうか。

 あなたが祈る時、神の願われるあなたの進むべき方向について、あなたの心から喜びが溢れて来ることに気がつくでしょう。時には、頭や心では同意しないかも知れませんが、内的な証拠からはその方向が正しいと証拠するのです。もし何らかの理由で、反対方向に進もうとしたら、あなたは、あなたの心でなく、霊からの不快感を感じ取ることです。あなたが祈る度に、ためらいと気になる証拠が現れます。それは、「だめ」というサインです。

 ある人達は、無理に内的な証拠を逆らうことで、神の導きを逃したのです。また、ある人達は、劇的なサインを待ちながら「主よ、もし右側のとなりの家の犬が午前3時に吠えたら、それが主のしるしだと思います。」と言います。神は、その様な方式の働きはしません。

 聖霊は御言葉と内的な証拠を通して、あなたを栄光から栄光へと導きます。内的な証拠と内的な声を聞けるように、自身を訓練しましょう。それは、人生の不必要な問題からあなたを助けて下さいます。もし、内的な証拠と内的な声を信じ従うのを学ぶなら、あなたは栄えある成功した勝利の人生を送ることができます。

祈り
愛する御父よ、何的な証拠を通して私の霊の中から私を導いてくださり感謝します。私は神の御言葉と祈りを通して、私自身を御霊に明け渡します。常に私の霊が御父から来る印を掴むように訓練します。イエスの御名の中で祈ります。アーメン。

参考聖書
詩編 16:7 私は助言を下さった主をほめたたえる。まことに、夜になると、私の心が私に教える。

ヨブ記 32:8   しかし、人の中には確かに霊がある。全能者の息が人に悟りを与える。