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“そのとき、弟子たちに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。”(マタイ 9:37)

収穫の時はいつも、農夫たちにとって喜びとなるときです。種を蒔いたから、彼らは収穫の時に喜ぶのです。なぜなら、収穫の時が来たからです。収穫の時に農夫が泣くことは滅多に無いでしょう。彼らは収穫を見て活気で溢れます。
今日の本文の御言葉で主イエス様は弟子たちに、「収穫は多いが、働き手が少ない。」と言われました。主が言われる収穫とは、人のたましい(soul)の収穫です。主は、罪人の世について語っておられます。また働き手とは、たましいをキリストのもとに導くために福音を携えて進み行く人々を意味します。キリスト者である誰かがあなたにこの福音を伝え、救いへと導きました。ではあなたは、人々に主を知らせるために何をしているのでしょうか?
主イエス様がこの地におられた間、主の人生と働きを主管していたただ一つの熱情はまさに人のたましいを神様の王国に収穫してくる事でありました。それが、主がこの地に来られた理由でした。 “「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた」”(Ⅰテモテ 1:15) またルカの福音書19:10はこう言います。“人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです。」” 主にとっては、失われた人を救うことだけが重要でした。主はある時、弟子たちにこう言われました。 “イエスは彼らに言われた。「わたしを遣わした方のみこころを行い、そのみわざを成し遂げることが、わたしの食物です。”(ヨハネ 4:34)
聖書は私たちに “すなわち、神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ、違反行為の責めを人々に負わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられた”(Ⅱコリント5:19)ことを教えてくれます。 ここで示唆している事は、神様は不敬虔な者、悪人、強盗、テロリスト、詐欺師たちとすでに和解をもたれたということです。よってこのような人々は、神様は彼らに怒りを持っておられず、とても愛しておられ、彼らの罪のために彼らを悪く見られないという事実を聞かなくてはいけません。ただキリストの福音を通してのみ、彼らはたましいに真の変化、すなわち新しい命を持つことが出来るのです!
キリストの福音が全ての民族、人々の唯一なる希望です。ただ福音を伝える事を通してのみ、私たちは暗闇の中にいる多くのたましいを収穫し、神様の王国へと導いてくることが出来るのです。今日、出て行って誰かをイエス様に導きましょう。福音伝道をあなた個人のミニストリーとして、真摯に取り組みましょう。
祈り
愛する父よ、私は私の世のまだ救われていない多くの人々をキリストに導くための召しに忠実であることを心に決めました。この事に多くの実を結ぶように恵みを下さり感謝します。イエス様の御名でお祈りします。アーメン
参考聖句
マタイ9:38、Ⅱテモテ4:2