4月13日(水)
全ての人が大切な存在です
Everyone Is Important

「というのは、私が福音を宣べ伝えても、それは私の誇りにはなりません。そのことは、私がどうしても、しなければならないことだからです。もし福音を宣べ伝えなかったら、私はわざわいに会います。」(第一コリント9:16)

福音はすべての人のためにあります。私たちの御国の働きに関して言えば、すべての人が神にとって重要なのです。神は一人も滅びることを望まず、すべての人が悔い改めることを望んでおられます(第二ペテロ3:9)。

イエス・キリストの福音は強力であり、その恵みと愛といつくしみは、すべての人の救いのために注がれているのです。聖書は、イエス・キリストの福音は、地位、経歴、民族に関係なく、すべての人を救う神の力であると述べています。

神は、私たちを一人残らず救い、神の栄光のために用いることを意図しておられます。私たちは誰一人として、小さすぎたり、低すぎたりすることはないのです。例えば、列王記下5章には、アラムの王の将軍ナアマンについて書かれています。彼は最も尊敬される偉大な人物で、勇士でしたが、彼はらい病にかかっていました。アラムはかつてイスラエルを襲撃したとき、一人の少女を捕らえ、その少女はナアマンの妻に仕えていたのです。

その後、イスラエル人の少女はナアマンに癒しの証をして、(列王記下5:3)預言者エリシャによってナアマンのらい病が癒されただけでなく、この将軍も改心してイスラエルの主なる神を礼拝するようになったのでした。私は、これと同じように軍隊の大将が彼らの運転手や家事ヘルパーを通じてキリストに導かれたという同じような証を多く聞いたことがあります。救いに導かれるのに、偉大すぎる人はいないのです。

あなたは美容師やメイクアップアーティストかもしれません。あなたにサービスを依頼する人は、有名人や裕福で影響力のある人たちかもしれません。あなたはその人たちをキリストのもとに導いてください。あなたの地上における仕事、ビジネス、教育、職業は、福音を運ぶための機会であり、伝達手段であることを認識しなければなりません。あなたがバスや電車、飛行機などの交通機関に乗ったら、同乗者に福音を伝えてください。彼らにイエスのことを話してください。

福音を伝えるために与えられたどんな機会も決して逃さないでください。主が私たちに課された使命なのですから、大胆に恐れず行動してください。誰にでも、どんな人にも福音を宣べ伝えましょう。

祈り
愛する天の父よ、私を忠実な者とみなして和解の務めを私の手に託してくださったことを感謝します。私の情熱は、私の世界のすべての人々と、そこを越えた地域の人々に福音を宣べ伝えることによって、主の御心を成し遂げます。主の御国を地上に、そして人々の心の中に確立するために、私は主と共に働いているのです。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(第二テモテ4:2)みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。

(マルコ16:15)イエスは答えられた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国にはいることができません。肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。あなたがたは新しく生まれなければならない、とわたしが言ったことを不思議に思ってはなりません。

(箴言11:30) 正しい者の結ぶ実はいのちの木である。知恵のある者は人の心をとらえる。