全き心と喜ばしい心
A Perfect Heart And A Willing Mind

「わが子ソロモンよ。今あなたはあなたの父の神を知りなさい。全き心と喜ばしい心持ちをもって神に仕えなさい。主はすべての心を探り、すべての思いの向かうところを読み取られるからである。…」(歴代誌上28:9)

主のために何をするにしても、それがどのような心で行われ、どのような態度で実行されるかが重要です。神はすべての心を探り、私たちの心の中の考えや動きをすべて理解しておられます。ですから、神は全き心と喜んでいる心を求めておられます。第二コリント8:12で(新共同訳)、「喜んで行う気持ちがあれば…神に受け入れられるのである」とあります。

聖書が王アマツヤについて述べていることを思い出してください。彼は主の目にかなうことを行なったが、全き心をもってではなかったのです(歴代誌下25:2)。しかし、どのようにしてあなたの心は神と正しい関係になるのでしょうか。あなたの心はどのようにして喜んでいるのでしょうか。それは、御言葉を通してです。完全で喜んでいる心とは、御言葉にゆだねられ、聖められ、新しくされ、御言葉を通して御霊の支配を受けている心です。

聖書は第二コリント4:6で、「『光が、やみの中から輝き出よ。』と言われた神は、私たちの心を照らし、…」と述べています。神はどのようにしてそれをなさったのでしょうか。それは、御言葉によるものです。主の御言葉は、主の御心を知るために、私たちの心を照らします。また、ローマ12:2には、「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」と書かれています。あなたが神の言葉を知らなければ、あなたは神の考えや意見、そして何かに関する神の完全な御心を知らないでしょう。

だからこそ、あなたは自分で聖書を学び、知らなければならないのです。イエスは、「そんな思い違いをしているのは、聖書も神の力も知らないからです」と言われました。神に正しく仕えたいのであれば、御言葉を知ることです。それは、聖書の御言葉があなたの霊に入り、あなたの心を養うためです。聖霊の知恵と洞察を得るために、聖書を学ぶことにもっと注意を払いましょう。そうすることで、聖霊が、純粋な心と喜んでいる心で神に真に仕える方法を、あなたに教え導いてくださるのです。

祈り
私には、神を愛し、真に神に仕え、いつも神を喜ばせる心があります。神に対する私の態度と神の御国のために尽くす私の奉仕は、神の愛からインスピレーションを受け、反映されています。いつも、そしてあらゆる状況でも、神の御心が御言葉を通して私に明らかにされます。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(第一サムエル16:7)しかし主はサムエルに仰せられた。「彼の容貌や、背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。」

(箴言23:26)わが子よ。あなたの心をわたしに向けよ。あなたの目は、わたしの道を見守れ。