2024年9月12日(木)
使命は継続する
The Mission Continues

「主はみことばを賜る。良いおとずれを告げる女たちは大きな群れをなしている。」(詩編68:11)

今日、多くの英語版聖書が出回っているため、多くの人が聖書はもともと英語で書かれたものだと誤解しがちです。しかし、この重要な作業を行ったのは翻訳者たちであり、聖霊は今日でも、聖書やその他のキリスト教の資料をより多くの人々が母国語で利用できるように、翻訳者を導き続けているのです。

聖書の神聖の言葉がヘブル語、ギリシア語、アラム語で書かれたという事実を考えてみてください。しかし、主を愛し、主のメッセージを全世界に広めようと願う献身的な人々がいたからこそ、今日のように聖書をさまざまな言語で読めるようになったのです。 

この使命は、初期の翻訳者たちと同じように、遠い国々を旅する宣教師や福音伝道者の働きによって続けられているのです。彼らは、人里離れた、しばしば困難な環境に赴き(おもむき)、まだ福音を聞いていない人々を探し出し、彼らが最も理解できる言語で福音を伝えるのです。主イエスは、全世界に出ていき、すべての造られた者たちに、福音を宣べ伝えなさいと命じられました。(マルコ16:15)主イエスは、失われた人々を見つけるために、また、脇道や街道で彼らを探し出すために、私たちを遣わされたのです。

主の指示は聖書の中に明確に記されており、今日のクリスチャンの使命の原動力となっているものです。私たちは、主が与えてくださったビジョンを受け継いでいるのです。このビジョンとは、救いのメッセージを聞く必要のある人々に積極的に手を差し伸べることであり、そのためには、快適な場所を越えて、あらゆる言語を話す人々に手を差し伸べ、すべての人が福音を聞いて反応する機会を持つことが含まれます。

福音をすべての人に届けるというビジョンは、これまでと変わらず極めて重要です。だからこそ私たちは、このディボーション(御言葉の実在)が世界中のすべての既知の言語や異言で利用できるようにし、その結果、主の再臨の前までに、地の果てにまで伝えられるように、さまざまな国で私たちとともに働いてくださる方々がいることを主に感謝しているのです。

イエスは、マタイの福音書24章14節でこう言われました。「この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。」あなたも、https://tniglobal.org/about/join-us(日本サイトhttp://rorjapan.com/)を訪れることにより、終わりの時の国際的な働きの一部になることができるのです。

祈り
愛する父よ、私は世界中で、特に福音に敵対している地域で熱心に福音のメッセージを伝える翻訳者、宣教師、伝道者のために祈ります。彼らが邪悪な、理不尽な者たちから守られ、キリストのために効果的な証人となり、妨げなく神の御言葉を告げ知らせることができるように、イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(マタイ28:19-20)それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」

(マルコ16:15)それから、イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。

(ローマ10:14-15)しかし、信じたことのない方を、どうして呼び求めることができるでしょう。聞いたことのない方を、どうして信じることができるでしょう。宣べ伝える人がなくて、どうして聞くことができるでしょう。遣わされなくては、どうして宣べ伝えることができるでしょう。次のように書かれているとおりです。「良いことの知らせを伝える人々の足は、なんとりっぱでしょう。」