A Lesson For Life
“ロトのうしろにいた彼の妻は、振り返ったので、塩の柱になってしまった。”(創世記19:24-26)
創世記19:26で私たちは、ロトの妻が霊的な指示に注意を傾けなかったために受けた不運な運命についての話を見ることが出来ます。主がソドムとゴモラを滅ぼすために送られた御使いたちが彼女と彼女の夫に警告しました。“「いのちがけで逃げなさい。うしろを振り返ってはいけない。この低地のどこででも立ち止まってはならない。山に逃げなさい。さもないと滅ぼされてしまう。」”(創世記19:17)この指示は緊急であり明らかなものでした。しかし不幸にもロトの妻は、この警告に注意を傾けず彼女は振り向き、その結果塩の柱になってしまいました。
神様はなぜソドムを滅ぼされたのでしょうか?聖書はソドムの人々が“主に対して非常な罪人”であったと語っています(創世記13:13)。その結果主は、天から火を下し、ソドムを滅ぼされました。しかしアブラハムを考えて、神様はロトを覚えてその家族をその火から救うために二人の御使いを送られました。彼らに御使いは、ソドムから逃げるときに、振り返ってはいけないと言いました。しかしロトの妻は指示を無視していのちをかけて後ろを振り返ったのです。
この話が、今日のキリスト者である私たちに与える教訓は、いつも主の指示に従い、どんなものでも主があなたにするようにと命じられた事を止める隙を与えてはいけないということです。ロトの妻は振り返りました。彼女はきっと、ソドムに置いてきた物質的な所有を考えて惜しんだのでしょう。これはまるで、神様が何かの献金や特別なものを捧げるようになされたのに、それを捧げて後に後悔し、神様の指示に従順したことを悔しく思う人々のようです。こういう人々は振り返ったロトの妻のようです。
あなたが主に何かを捧げて後、捧げたものをどのように返してほしいと願うことが出来るのでしょうか。神様の指示にまことに従うことは、損することではありません。信仰を行うことは、決して愚かではありません!神様の指示や選択が、いつも“魅力的”ではないかも知れません。だからある人々は、不信仰によって神様の御言葉に揺らぐのです。しかしあなたが、自らのために出来る最高のことは、神様があなたの人生のために下さる指示の中で続けて主の御言葉に注意を傾けて聖霊様に従うことなのです。
祈り
愛する父よ。私は御言葉の働きに私を明け渡し、あなたの恵みと知恵の中で成長します。私の中で働き、私をあなたの喜びに従って導くあなたの神聖なる能力に感謝します。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン
ヤコブ1:23、ヘブル2:1-3