2024年12月16日(月)
人ととなった御言葉
The Word In Flesh
「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。」(ヨハネ1:14)
前回の学びで、イエスが神の子、つまり人間の肉体を持った神であることを説明しました!ヨハネの福音書1章1節で、イエスがどのようなお方であるか、さらに詳しく説明しています。「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。」そして14節には、「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。」とあります。イエス・キリストは人となった神の言葉なのです。
イエスが生ける御言葉であり、人となった御言葉であることを受け入れるのは簡単です。しかし、同じことがあなたにも当てはまることを知っているでしょうか?聖書はこう言っています。「あなたがたが新しく生まれたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種からであり、生ける、いつまでも変わることのない、神のことばによるのです。」(1ペテロ 1:23)あなたは、永遠に生き続ける神の言葉によって新しく生まれたのです。
イエス・キリストは神のロゴス、神の言葉が人となったお方です。今、人となった同じ御言葉があなたを生んだのです。あなたは人となった神の言葉なのです。パウロはこのことを理解し、私たちをキリストの書簡、つまりキリストの言葉と呼びました。「あなたがたが私たちの奉仕によるキリストの手紙であり、墨によってではなく、生ける神の御霊によって書かれ、石の板にではなく、人の心の板に書かれたものであることが明らかっだからです。」(2コリント3:3)
そして18節で、パウロは驚くべきことを指摘しています。「私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。」(2コリント3:18)パウロは、神の言葉を思い巡らし、黙想するとき、神の栄光を映し出す自分自身を見るようになると言っています。あなたは御言葉から生まれた者であるからです。ハレルヤ!
祈り
愛する父よ、神の御言葉が私を生んでくださったことを感謝します。今、私たちは御言葉の命を持ち、生きています。私は栄光の人生を生きるために、主の御言葉に影響され、変えられます。主の義、知恵、恵み、真理を日々の生活の中で現しながら、私はこの真理を意識して歩んでいます。キリスト・イエスにある神聖な命を感謝します。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(2コリント3:2-3)私たちの推薦状はあなたがたです。それは私たちの心にしるされていて、すべての人に知られ、また読まれているのです。 あなたがたが私たちの奉仕によるキリストの手紙であり、墨によってではなく、生ける神の御霊によって書かれ、石の板にではなく、人の心の板に書かれたものであることが明らかだからです。
(ヤコブ1:18) 父はみこころのままに、真理のことばをもって私たちをお生みになりました。私たちを、いわば被造物の初穂にするためなのです。
(1ペテロ1:23-25) あなたがたが新しく生まれたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種からであり、生ける、いつまでも変わることのない、神のことばによるのです。「人はみな草のようで、その栄えは、みな草の花のようだ。草はしおれ、花は散る。しかし、主のことばは、とこしえに変わることがない。」とあるからです。あなたがたに宣べ伝えられた福音のことばがこれです。