The Fellowship Of Prayer
“主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてとともにありますように。”(Ⅱコリント 13:13)
祈りに対する良い基準を持つことを願う人は誰でも、必ずイエス様を見本としなくてはなりません。イエス様の祈りの生活に対して学びながら私は、当時の宗教的な人々はしなかったことを主はなさったことが何であるかを発見し、それによって主は祈りのなかで驚くべき結果を生み出したことを知るようになりました。主は労働する祈り(the labour of prayer)と交わる祈り(the fellowship of prayer)を区分されました。“祈りを通した労働(prayer labour)”または“祈りの働き(prayer work)”というものがあります。あなたはイエス様がこのような形で祈られたことを正確に数えてみることができます。しかし私たちがまことに見習わなくてはならないことは、主の祈りを通した交わりです。それがまことに主の祈りの生活での異なる点でした。
イエス様がなされた祈りを通した労働は、先立ってきた偉大な預言者たちと違いありませんでした。モーセとヨシュアとエリヤとエリシャとダビデなどみなが祈り、彼らの祈りは私たちのため、聖書に年代順に記されています。しかしイエス様は彼らに無かった特別なものを持ってこられました。それは持続的な交わりを通して父の臨在の中におられることでした。これは前と違う新しいことでした。イエス様は持続的な交わりの中で、父の臨在の中におられました。
旧約の預言者たちはこのようなことを楽しめることができませんでした。そのようなことがなかったからです。彼らも神様を愛したために、できることであったなら、そうしたはずです。しかし彼らは聖霊の力を受けられなかったので、そのようなことが不可能でした。しかしイエス様は聖霊を受けられました。聖霊でなくては誰も父とのそのような驚くべき交わりの中で生きていくことはできません。父との粘り強く持続的な交わりの座へと私たちを導かれることは聖霊の働きであり喜びです。
この故に、使徒パウロは聖霊によって上の本文箇所のように祈ったのです。これは単なる教会の礼拝や集まりを締めくくる祝祷として引用しなさいと言ったことばではありません。それは一つの啓示です。父なる神様は天におられ、主イエス様も天におられますが、聖霊様は現在、この地で私たちとともにおられます。聖霊様は私たちの内に、私たちとともにおられます。聖霊の中で、私たちはイエス様と父の臨在を持っています。聖霊様は行ったり来たりしておりません。私たちは聖霊様が住まわれる居場所となりました。聖霊様は私たちの内で住まわれ、毎日の人生の一部となられました。聖霊様は私たちにいつも語られます。私たちが聖霊様の御声を聞く時、私たちは卓越さと栄光と統治と力の道へと導かれ、教えを受け、導かれます。
祈り
愛する天の父よ、祈りを通して父と交わることができる大きな栄光と驚くべき特権をくださり感謝します。私が父と個人的に交わる時間は心から生み出し、実があります。聖霊様を通して私は父の完璧な計画を知るように導きを受け、私が行くべき道を歩きます。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。
参考聖句:
Ⅰコリント 1:9
Ⅰヨハネ 1:3
1 年聖書通読:
ローマ 8:1-17
詩篇 68-69
2年聖書通読:
エペソ5:25-33
イザヤ 55