2022年3月25日(金)
主は無駄な祈りは求められません
He Didn’t Ask Us To Pray In Vain

「絶えず祈りなさい。」(第一テサロニケ5:17)

祈りは非常に効果的である場合もあれば、祈りが単なる宗教である場合もあります。祈るときに答えを期待しない人たちがいます。彼らにとっては、祈りは宗教の一部なのです。しかし、神は私たちに無意味に祈りなさいとは語られていません。祈りとは、真の交わりなのです。あなたは実際にあなたに耳を傾け、あなたに答えようとしている方に言っているのです。

ここでもう一つ、主の美しい事実をご紹介しましょう。 主は、あなたが求める前に、あなたの心の中に何があるかをご存知です。あなたが祈る前に、あなたが主に何を言うかを知っているのです。では、なぜ主はあなたが祈ることを期待されるのでしょうか。神は合法的に働かれているからです。神はあなたを愛していますが、神ご自身が立てられている規則や法律で働かせているのです。聖書は、神が人々に地球を与えて、そこに住まわせ、治めさせたと教えています。そのため、主は人の状況に介入するために、人の招きを要求しているのです。

例えば、あなたが家賃をきちんと払っているとして、大家さんは家の所有者だからといって、あなたのアパートに入ってくることはできません。それは不法です。なぜなら、あなたはアパートを管理する人だからです。 あなたが招いた時に来てもらわなければならないのです。神も同様です。私たちは地球の管理人です。人間の問題に介入するためには、神は私たちの招きが必要なのです。

あなたが困ったとき、またある状況でどうしたらいいかわからず主の介入が必要なときは、たとえ主が見ておられていても、あなたは神に求めなければならないのです。主がエゼキエル書36章のイスラエルの民に関する例をみると、神は彼らにいくつかの祝福の言葉を与えられています。しかし、37節で「神である主はこう仰せられる。わたしはイスラエルの家の願いを聞き入れて、次のことをしよう。わたしは、羊の群れのように人をふやそう」(エゼキエル36:37)とあります。これが神の合法的なお働きなのです。

ですから、祈りによって、あなたの心、気持ち、感情、願いを神に伝えてください。神はそれに応えてくださるのです。あなたが祈るとき、特に異言で祈るとき、あなたの世界に変化をもたらすために、聖霊はあなたの口にあなたが神に語ることができる聖なる言葉を入れてくださるのです。

クリスチャンの人生において、祈りは重要な位置を占めています。祈りは、他の輝かしい益と祝福の中でも、神の守りを保証し、あなたの不安を消し去り、人生でどんな問題にも取り組む勇気を与えてくれるのです。ですから、この御言葉で教えられているように、絶えず祈りましょう。神をほめたたえます。

祈り
父なる神よ、いつも私の祈りを喜んで聞き、答えてくださることを感謝します。今もなお、義が国々に注がれ、あらゆるところに救いがもたらされることを祈ります。人々の心に恵みの御霊が働きかけられ、これまで以上に福音を受け入れることができ感謝します。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参考聖書
(ルカ18:1)いつでも祈るべきであり、失望してはならないことを教えるために、イエスは彼らにたとえを話された。

(エペソ6:18)すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。