2024年11月16日(土)
主の御業は私達を通して継続する
His Works Continue Through Us
「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行うわざを行い、またそれよりもさらに大きなわざを行います。わたしが父のもとに行くからです。」(ヨハネ14:12)
私たちが今読んだのは、主の口から語られた最も驚くべき言葉です。イエスを信じる者は、イエスがなさったのと同じ業を行うだけでなく、それ以上の業を行うと言われました。これは、イエスが御父のもとに昇られ、聖霊によって、私たちを通してイエスの御業が続いているからこそ可能なことなのです。
イザヤ53章10節の御言葉を思い出してください。「しかし、彼を砕いて、痛めることは主のみこころであった。もし彼が、自分のいのちを罪過のためのいけにえとするなら、彼は末長く、子孫を見ることができ、主のみこころは彼によって成し遂げられる。」この聖句は、キリストの体である教会がイエス・キリストの子孫であることを預言的に語っているのです。主イエスが贖いのいけにえを捧げられた後、主イエスはご自分の子孫、すなわち教会をご覧になり、私たちが主の日々を末長くすると告げているのです。ハレルヤ!
イエスは今日、教会を通してご自身を増し加え、私たちを通して御自身の任務を続けられているのです。使徒の働き1章1節で、ルカはテオピロに 「イエスが行い始め、教え始められたすべてのこと」について書いています。イエスはその働きを始められたが、私たちはそれを続けているのです。私たちはイエスのミニストリーの延長であり、イエスと同じように教え、影響を与え、人生を変えるのです。
イエスの働きのために油を注いだ同じ聖霊が私たちの内におられ、イエスが始められたことを私たちが継続し、拡大することを可能にしてくださるのです。聖霊によって、私たちは神の国のために、より多くの人々に働きかけ、より多くの人生に影響を与える力を与えられているのです。使徒の働き1章8節には、「しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」と書かれています。
教会は地上におけるキリストの延長であり、キリストの力と権威のうちに生き、キリストの使命を果たすのです。これは大きな栄誉と責任を伴う召命です。私たちはこの世界において、イエスの手、足、そして声であり、イエスと同じように御父の御心を果たすのです。
祈り
愛する父よ、キリストのからだの一部である特権を感謝します。聖霊を通して、私は神の御心を行い、神の義を確立する力を与えられていることを永遠に感謝します。私の人生が神を賛美することを知りながら、大胆さと信仰をもってこの召命を果たしていきます。私を地上における御国の延長としてくださることを感謝します。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(ヨハネ14:12)まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行なうわざを行ない、またそれよりもさらに大きなわざを行ないます。わたしが父のもとに行くからです。
(イザヤ60:1-2)起きよ。光を放て。あなたの光が来て、主の栄光があなたの上に輝いているからだ。見よ。やみが地をおおい、暗やみが諸国の民をおおっている。しかし、あなたの上には主が輝き、その栄光があなたの上に現れる。
(ヨハネ20:21)イエスはもう一度、彼らに言われた。「平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わしたように、わたしもあなたがたを遣わします。」
(マタイ28:18-20)イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。