Accept The Mandate!

「わたしは、あなたを胎内に形造る前から、あなたを知り、あなたが腹から出る前から、あなたを聖別し、あなたを国々への預言者と定めていた。」(エレミヤ書1:5)

 私は、上の聖書箇所を黙想する度に、神の素晴らしさによって興奮し圧倒されます。神は、エレミヤに語られた御言葉を考えるだけでも敬う心が起こります。神は「あなたを胎内に形造る前から、あなたを知り、あなたが腹から出る前から、あなたを聖別した」と言われました。これは、エレミヤが生まれる前から聖別されていたのを意味します。

 御言葉はエレミヤにのみ適用されるものではなく、あなたにも同じ実在です。神はあなたが生まれる前からあなたを聖別されたのです。聖書には、「神は、あらかじめ知っておられる人々を、御子のかたちと同じ姿にあらかじめ定められた…」(ローマ8:29)と言います。

 「あらかじめ知っておられる」という言葉は、誰かを知っているという単なる意味よりも、「特別な関心を持つ」といういみを含めます。神はあなたに特別な関心をもって、あなたの人生を計画されました。あなたが生まれる前に、神はあなたを特別な働きの為に聖別されたのです。あなたは福音を伝える特別な召しを受けた者です。

 使徒パウロも同じことを語りました。「けれども、生まれたときから私を選び分け、恵みをもって召してくださった方が、異邦人の間に御子を述べ伝えさせるために、御子を私のうちに啓示することをよしとされたとき、私はすぐに、人には相談せず(ガラテヤ1:15−16)。」パウロは自分が異邦人を暗闇から光へ、サタンの勢力から神へと導く為に選ばれた器だと知っていました。パウロが福音についてそれほど情熱を出すのは当然なことです。

 福音を伝えることが自分の義務だと気づかない人々がいます。彼らはいつも言い訳を続き、和解させる働きは使徒、預言者、福音伝道師、牧師や教師だけの務めだと思っています。絶対にそうではありません! クリスチャンであれば誰でも、国々の人を弟子としなさいという命令を与えられています。福音を伝えない言い訳は受け付けられません。主の命令を従って、キリストのため世界中に働きかけましょう!この務めを最も重要に思って、あなたの人生で真の成就を経験してください。

祈り
祝福なる神の栄光の福音が私に預けられたため、私は、私の世界とこの世に福音を伝えるため努めます。福音に対する私の情熱は絶えず燃えて、この火は消えません!私を通して、たくさんの人がキリストと、その方の中にある相続財産の至る所まで、知るようになります。ハレルヤ!

参考 聖書
コロサイ 4:17 アルキポに、「主にあって受けた務めを、注意してよく果たすように。」と言ってください。
 
Ⅰコリント9:16〜18  というのは、私が福音を宣べ伝えても、それは私の誇りにはなりません。そのことは、私がどうしても、しなければならないことだからです。もし福音を宣べ伝えなかったら、私はわざわいに会います。17 もし私がこれを自発的にしているのなら、報いがありましょう。しかし、強いられたにしても、私には務めがゆだねられているのです。18 では、私にどんな報いがあるのでしょう。それは、福音を宣べ伝えるときに報酬を求めないで与え、福音の働きによって持つ自分の権利を十分に用いないことなのです。