11月3日(木)
主の力に誇りを持つ
Pride Yourself In His Ability

「わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。」(ヨハネ15:5)

主は「…わたしを離れては、あなたがたは何もすることができない」と言われました。あなたの人間的な能力、工夫、知恵、技術、力では、何も成し遂げることはできないのです。ですから、あなたの人間的な力を決して誇ってはいけません。主を信頼してください。

あなたの成功は、すべて主とのつながりにかかっているのです。あなたの能力は主によるものです。「何事かを自分のしたことと考える資格が私たち自身に[十分にその能力が]あるというのではありません。私たちの資格[能力、実行力]は神からのものです」(第二コリント3:5 AMPC)。

パウロが主にあって誇りとしたのも不思議ではありません。「私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです」(ピリピ4:13)。パウロは「豊かな知識によって、どんなことでもできる」と言いませんでした。いいえ! あなたを強くしてくださる方は、キリストです。キリストがあなたの中におられ、あなたを通して働かれることなのです。歴代誌下14章におけるアサの物語を思い起こさせます。聖書によると、ユダが百万人の兵士と三百台の戦車によって侵略されたことが書かれています。アサ王とその軍隊は完全に数的に劣勢でした。その時アサは、勝利への唯一の道が完全に主に頼ることだと気づいたのです。

歴代誌下14章11節で、アサはその神、主に叫び求めてこう言いました。「主よ。力の強い者を助けるのも、力のない者を助けるのも、あなたにあっては変わりはありません。私たちの神、主よ。私たちを助けてください。私たちはあなたに拠り頼み、御名によってこの大軍に当たります。主よ。あなたは私たちの神です。人間にすぎない者に、あなたに並ぶようなことはできないようにしてください。」

主はそれに応え、ユダに驚くべき勝利を与えられました。「主はアサの前とユダの前に、クシュ人を打ち破られたので、クシュ人は逃げ去った」(歴代誌下14:12)。ここで、アサについて注目すべきことがあります。彼はぼんやりと座って「何でも起こることは起こるだろう」と思っていませんでした。あなたの信仰の一歩が重要なのです。祈った後、アサとその軍隊は敵軍に突撃し、勝利を得たのです。ハレルヤ。

祈り
愛する父よ、私のうちに力強く働いてくださる父なる神の力を感謝します。私の供給、能力、実行力は神によるものです。私は優秀であり、素晴らしい命を持っています。私のうちに働く力は神によるものであり、それには限界がなく、私はすべてを行うことができます。主の御名を永遠にほめたたえます。アーメン。

参照聖書
(第二コリント4:7)私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないことが明らかにされるためです。

(コロサイ1:10-11)また、主にかなった歩みをして、あらゆる点で主に喜ばれ、あらゆる善行のうちに実を結び、神を知る知識を増し加えられますように。また、神の栄光ある権能に従い、あらゆる力をもって強くされて、忍耐と寛容を尽くし、

(エペソ6:10)終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。