2023年9月16日(土)
主に信頼せよ
Trust In The Lord

「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」(箴言3:5-6)

社会は信頼の上に成り立っています。私たちは社会のシステムや構造を信頼し、人の善良に見える姿も信頼しなければなりません。しかし、盲目的にそれを行うことはできません。

例えば、裁判所は時には非道徳的な決定を下しますが、それでも私たちは民事、刑事、その他の事件における紛争を審理し、解決する司法の権限を持つ裁判所に頼らざるを得ません。警察や公務員も同じです。そのような不備があるにもかかわらず、彼らを信頼しなければなりません。

教育制度はどうでしょうか? 学校は子供たちの教育と福祉を担当する重要な機関です。あなたは小さな子供たちを学校に連れて行き、彼らを学校に預けます。子どもたちが先生から虐待を受けているなどという話を耳にしても、あなたは学校を信頼し続けなければなりません。

それゆえに、これらの信頼を悪用する者たちがいるのです。彼らはシステムを操り、私たちの社会における信頼を絶えず損ない続けているのです。しかし聖書は、地上の指導者に信頼を置かず、代わりに、主に信頼するように勧められているのです。

箴言3:5-6にはこう書かれています。「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」私たちの住む社会がこれほどまでに堕落し、汚く、汚染されたものであるならば、あなたは主であるキリストにのみ信頼する以外に選択肢はありません。

しかし、信頼も、信仰と同じように、神の言葉に向けられるべきです。つまり、信頼も神の言葉に基づいていなければなりません。特に私たちが生きている今の時代には、御言葉を自分の中に築くことがとても重要です。それゆえ、現代社会の不調和、堕落、退廃、不道徳にかかわらず、主とその揺るぎない御言葉に信頼を置いてください。

告白
私の信仰は御言葉に基づくものであり、生きていて、力があり、勝利するものです。状況は私の信仰に満ちた告白と一致し、私は信仰によって私の世界を支配し、統治し、治めます。私は御国の永遠の現実をつかみ、キリストの福音の完全な祝福の中で歩んでいます!私の人生は、神の栄光のためにあります。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(詩編18:30)神、その道は完全。主のみことばは純粋。主はすべて彼に身を避ける者の盾。

(詩編91:2)私は主に申し上げよう。「わが避け所、わがとりで、私の信頼するわが神。」と。

(詩編118:9)主に身を避けることは、君主たちに信頼するよりもよい。