4月16日(土)
主とともに働く人たち
Workers Together With Him
「わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。」 (ヨハネ15:5)
私たちは神とともに働く者です(第二コリント6:1)。要するに、あなたは主なしでは何もできず、あなたなしでは主は世界に手を伸ばされることができないのです。なぜなら、あなたは主の運ぶ者であり、主の代弁者であり、地の果てまで主の救いのメッセージを伝える、主が信頼なさった人だからです。
私は「あなたなしでは、主は何もなさらない」と言ったのではなく、「主はできない」と言ったことに注意してください。これは、それくらい強力な内容なのです。主が「…わたしを離れては、あなたがたは何もすることができない」と言われたとき、主は、主との重要な連合で切り離されたり、主と「分離」されたり「切断」されたりすることは、あなたが何もできないという意味です。 反対側も同じことです。 あなたがいなければ、主はあなたと関連することは何もできず、あなたの人生や世界で何もなさることができないのです。なぜなら、それは主の言葉と御心と目的に違反するからです。
マルコ16章15節で、イエスは「…全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい」と言われました。主がすでにご自身の役割を果たされたことを知りながら、あなたは大胆に、信仰と勇気と確信をもって、進めていくことです。イエスは全世界を救うために、ご自身の命を捧げられたことを忘れないでください。ヨハネ15章13節に「 人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません」と書かれています。
あなたの地上での目的は、主の夢をかなえることです。それは、主のために生きることです。主を信じる者は誰でも滅びることなく、永遠の命を持つことができるように、ご自身の命をお与えになった方の愛に反応することです(ヨハネ3:16)。あなたの信仰とエネルギーと全生涯を、福音を宣べ伝えることに注ぎましょう。あなたにとって、イエス・キリストへの愛ほど大切なものはないはずです。その愛はあなたが他の人々を救いに導く時に証明されます。
祈り
愛する父よ、主の栄光ある福音の光は今日もなお明るく輝きます。主の子どもたちが世界中で福音を宣べ伝えているとき、この福音の光は、世界中の男女の老人全員に救いと命と真理をもたらしています。主の義が地上に、そして人々の心に確立されますように、イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(第二コリント5:14-15)というのは、キリストの愛が私たちを取り囲んでいるからです。私たちはこう考えました。ひとりの人がすべての人のために死んだ以上、すべての人が死んだのです。また、キリストがすべての人のために死なれたのは、生きている人々が、もはや自分のためにではなく、自分のために死んでよみがえった方のために生きるためなのです。
(第二コリント5:18-20)これらのことはすべて、神から出ているのです。神は、キリストによって、私たちをご自分と和解させ、また和解の務めを私たちに与えてくださいました。すなわち、神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ、違反行為の責めを人々に負わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです。こういうわけで、私たちはキリストの使節なのです。ちょうど神が私たちを通して懇願しておられるようです。私たちは、キリストに代わって、あなたがたに願います。神の和解を受け入れなさい。
(第二コリント6:1) 私たちは神とともに働く者として、あなたがたに懇願します。神の恵みをむだに受けないようにしてください。