Love Not The World
「 土で造られた者はみな、この土で造られた者に似ており、…」(1コリント15:48)
今日の本文は、土で造られた者として、新しく生まれていない人を指しています。それは、その人たちがこの世のものであることを意味します。彼らが知っているすべては、世中のものだけで、それが彼らの生き方です。これが人間の失敗の理由であり、さかのぼると、堕落したアダムに起因しています。そのため、イエスは、「あなたがたは新しく生まれなければならない」(ヨハネ3:7)と言われたのです。
一人が親からこの世に生まれて生きる、その生き方を持続すれば、彼はいくら努力しても、失敗におわるでしょう。その人がどれだけの富を享受しているかに関係なく、その人は失敗するでしょう。一部の人々は、自分のキャリアの頂点に達した社会に強力な影響を与える人となったとしても、同時に彼らの人生の中で欠けている何かがあることがわかります。
イエスは弟子たちに、「人は、たとい全世界を得ても、いのちを損じたら、何の得がありましょう。」(マルコ8:36)と言われました。イエスは弟子たちに、彼らの関心を世に置かないように気をつけなさいと言われました。この世があなたにすべてを与えることもできますが、それで十分ではありません。神から与えられるものは、あなたが必要としている最善のものばかりです。
第一ヨハネ2:15に、「世をも、世にあるものをも、愛してはなりません。もしだれでも世を愛しているなら、その人のうちに御父を愛する愛はありません。」とあります。悲しいことに、クリスチャンになった後も、世をも、世にあるものをも愛している人がいます。
例えば、第二テモテ4:10で、デマスについてこう書かれています。デマスは、使徒パウロの同労者の一人でした。しかし、「デマスは今の世を愛し、私を捨ててテサロニケに行ってしまい…」 デマスはパウロと共に働き、パウロを通して御霊による大きな奇跡を見ましたが、彼は途中で妥協してしまいました。デマスは世を愛していたので、御霊の導きと、その生き方から離れました。こんにちも同じことが多くの人に起こっています。使徒パウロはこう宣言しています、「世界は私に対して十字架につけられ、私も世界に対して十字架につけられたのです。」(ガラテヤ6:14)。これがあなたの信念であり、意識であるべきです。
あなたの人生と霊的成長における、あなたの唯一の情熱が、神の御国の拡大になるその地点まで達してください。キリストの愛とその再臨が、あなたのすべての望みであり、あなたの生きる目的です。
告白
世界は私に対して十字架につけられ、私も世界に対して十字架につけられています!私は、キリストと福音の伝道のために生き、福音は信じるすべての人に救いをもたらす神の力です。私は、多くの魂の心に、神の御国と義を建てるために召された「キリストの大使」です。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(マタイ6:33) だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
(ヤコブ4:4) 貞操のない人たち。世を愛することは神に敵することであることがわからないのですか。世の友となりたいと思ったら、その人は自分を神の敵としているのです。