“Wonderful Counsellor”

“･･･その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。”(イザヤ9:6)

“不思議な助言者”という用語は、王の助言者を呼ぶことばでもあります。ミカ4:9で預言者は尋ねます。“なぜ、あなたは今、大声で泣き叫ぶのか。あなたのうちに王がいないのか。あなたの議官(counsellor)は滅びうせたのか。子を産む女のような苦痛があなたを捕らえたのか。”彼はこのように、この箇所で王と助言者を同一視し、王の賢明な助言すなわち権能がともなう助言を話しています。

“不思議な”として翻訳されたヘブル原語は、実は“強力な行動または行為、奇跡的なこと”を意味します。したがってこれは王から出て、奇跡を生む助言について言っているのであり、その王はただ主だけがなることができます。なぜなら、主だけがあなたに外へと奇跡を生む内的助言をくださることができる唯一なお方だからです。

一つの例で、ただ主だけがモーセに“あなたの羊を飼う杖を持って、パロに行って、その前でその杖を振り回しなさい。そうすると奇跡が起こるだろう”と言われることができました。ただ主の助言だけが“その杖を手に持って岩の前に立って、その岩を打ちなさい。そうすると水が出る。”と彼を命ずることができました。普通はこのような助言はありえないように見えますが、聖書は王のことばには権威があると言っており(伝道者8:4)、なおかつ私たちが話している助言とは、ただ平凡な王ではなく、王の中の王がくださることです！

この方がまさにイサクにききんの時に奇跡を生じる助言を与えられた方です。カナン全域に続く干ばつによってみながエジプトへ下りました。イサクもエジプトに行こうとした時に、ゲラルに住みなさいという助言を受けました。(創世記26:3-4)
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イサクは従順し、彼が神様の助言とおりに井戸を掘るたびに干ばつにもかかわらず水が湧き出ました。人々は理解できませんでした。聖書は激しいききんと干ばつの中で“イサクは･･･富み、ますます栄えて、非常に裕福になった。”と言います。(創世記26:12-13)　これはなんと霊感を与える物語なのでしょうか！

今日分かち合ったモーセとイサクに与えられた助言は、主からきたものでした。そうでなかったなら彼らは惨めに失敗し絶望な不幸で終わっていたでしょう！　あなたは聖霊様が内から指示され、あなたに奇跡を生む助言をくださるのを信頼することができます。聖霊様はあなたの“優れた戦略家”です。聖霊様があなたに何かをしなさいと言われる時、それは非論理的に聞こえるかも知れませんが、とびきりした結果を生むことでしょう。聖霊様の助言を受けてください。そうするとあなたは方向を合わせるようになるでしょう。

祈り
聖霊様、私に内から助言と方向をくださり、敵の抵抗や妨害することができない卓越した知恵で機能するようにしてくださり感謝します。奇跡を生む助言をくださる優れた戦略家の導きを受けることにより、私は今日そして常に勝ちます。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。

参考聖句
イザヤ11:2、詩篇16:7、イザヤ30:21